仕事辛くて病みそうになったとき検討すべきフレームワーク

今日はサラリーマンのパパが陥りがちな「仕事が辛くて鬱の一歩手前」状態から脱却する方法を考えます。

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①誰でも人生1回はある仕事辛い時

先日、私の知り合いで「仕事辛い・・・」と鬱1歩手前になっている人を見かけました。その人は元々は超明るいタイプの人なので、誰にでも鬱1歩手前になることがあるんだなぁと思いました。このような人が病む状態を「ヤバい時」とでも名付けましょうか。

こういったヤバい時というのは人生誰にでも1回は起こります。他人事ではありません。すなわち、どんなイクメンでも1回は経験するということです。もしかしたら貴方の旦那様が実は今ヤバい時かもしれません。妊娠・出産はママが頑張りましたが、女性活躍の世の中といいつつも、ちゃんとパパには仕事を頑張ってもらわないといけません。また、読んでいる貴方が今まさにヤバい時であるならば、対処法を考えましょう。

どうして人は病むのでしょうか?「人が病む」「鬱」等で色々とGoogle検索した情報をまとめると、どうやら、3つくらいの条件が重なったときに人は病むようです。

(1)精神的に追い込む上司がいる

(2)残業が多い(仕事量が多い)

(3)話せる仲間がいない

たしかに残業が多いだけでは人は病みにくい気がします。「頑張ってる俺」「残業代出ているからまぁいいか」などと思いがちです。しかし、そこに上司や仲間といった要素の破綻が一緒になると、人は壊れやすいということです。要するに人間関係が大半である、と。

さて、残念にも条件が役満で揃ってしまい、一度病みだすと、なかなか自力で這い上がることが難しくなります。どうすればいいのでしょうか。

②まずは生きるを考える

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2chなどでよく話題になる「両さんの名言」の1つです。私もこれは至言だと思います。まずは「生きる」モードになることが最重要だと思います。自殺等に行きついてしまうのが最悪ケースだと思います。

貴方がヤバい時であるならば、まずは「とりあえず生きるぞ・・・」と気持ちを低空飛行モードにしましょう。

③状況を変えるためにすべき事を考える

ヤバい時における対処の方向性は「たたかう」か「にげる」しかないと思っています。更に「たたかう」の中にはUP(人手を増やす)とDOWN(仕事量自体を下げる)の2パターンがあります。一方で「にげる」にはOUTSIDE(外へ逃げる)とINSIDE(内へ逃げる)の2方向があります。

すなわち、ざっくり4パターンの対処法があるということです。

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フレームワークにするとこんなイメージです。

まだ余力気力が残っている状態ならば戦いましょう。

・人員を増やしてもらえないか上司に掛け合う

・仕事の量を減らしてもらえるように上司に掛け合う

・仕事を一部負担してくれないか仲間にお願いする

などになります。

しかし、上述の「鬱になる3条件」から、病む人は「上司がヤバい人」「仲間が非協力的な人たち」である確率が高いと想定できます。この場合はもう逃げるしかないと思います。

・(大企業であれば)別部署に異動させてもらう

・ブラック的要素があるならコンプライアンス窓口に通報する

・頭回らないならちゃんと病院に行く

・体が動かないなら短期間でもいいので会社を休む

じっくり、ゆっくりでも良いので焦らず考えましょう。休んでもいいし会社辞めてもいいのです。転職サイトに登録すると気が楽になることもあるようです。とにかく自分はどうすればラクになるかを最優先に考えましょう。

私が今回一番おススメするのは「外に逃げろ」です。すなわち、異動やチーム替え、転職等の方法で人間関係環境を変える、ということです。フレームワークでいうと「右上」です。

ブラック主義な上司にちょっとばかし仕事量を減らしてほしいといっても、下げられない可能性が高いわけです。仲間も手を貸すどころかバカにして貶めてくる奴らが多いのであれば、仕事の量や質などはもはや関係ありません。

逃げてもいいのです。これを覚えておきましょう。

④家族・知り合いがヤバくなったら

家族が病んだらどうするか。パパが病んだら家族の「ヤバい時」です。

・最近ウチの旦那が暗いし「疲れた」しか言わないな・・・

・隣のチームのヤツが最近雰囲気ヤバいな・・・

等と思ったら、手を差し伸べてあげましょう。奥さんであれば、「あんた大丈夫?」「会社でなんかあったの?」などと聞いてあげましょう。

距離が遠い関係なのであれば朝、おはよう!と、挨拶をするだけでもその人はラクになると思います。たまに雑談がてら話しかけてあげるとなお良いと思います。

ものすごく深く話せる仲なのであれば、異動だろうが転職だろうが本人がラクになりそうな案を支持してあげるべきです。「異動したい・・・でも周囲の目が怖い」とか言っている場合は「大丈夫だよ」と支えてあげましょう。

また、いよいよヤバそうだと感じたら、病院に行かせるのも手です。当然、専門医による治療が一番良いと思います。世間体的なところを気にして嫌だと言っているのであれば、奥さんが無理にでも連れて行ってあげましょう。

ともあれ、心と体を崩しては育児ができません。健全な育児は健康なパパママからが基本です。結婚して友達がいて子供がいる、それだけでもまぁ楽しいかなと思えるようにしていきましょう。

ではでは!

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