今日は少しナイーブな話。
実は多い!?子供を欲しがらない人
不妊の悩みを持つ夫婦は多いと思いますが、その一歩手前の「自分は子供を欲しいのにパートナーが欲しがろうとしないので悩んでいる」という方も多いのではないか?という考えの元、今回の記事を書きました。
女性誌Closetの調査では、30代において男性の約8割が子供欲しいと回答している一方、女性の約5割が子供をいらないと回答しています。すなわち「半数の女性が積極的に子供を欲しいと思ってない」ことになります。しかも、男性は逆に欲しいと思っている人が多い。ここに悲劇が生まれやすいということ。もちろん、男女逆のパターンも相当数あるとおもいます。
(引用 – 調査で判明!半数の夫婦が「子供は欲しくない」と考えるそのワケは?)
女性が子供を欲しがらない理由はいくつかあると思います。家事分担の不公平感、仕事をシッカリやりたい、40歳くらいまで遊びたい等・・・これらを一言でまとめると「(出産後の)面倒な生活が透けて見えるから気が引ける」ということだと思います。
男性からすると「ふざけんなよてめー」になるかもしれませんが、逆に考えると、パートナーから育児等を100%押し付けられると考えるとやる気は萎えると思います。「アンタが仕事もやって金稼いで、なおかつ育児も全部やってね、私はちょっとしか手伝わないけど」と言われると、男性は怒るでしょう。それと同じです。
ぶっちゃけ、男性がいくら育児がんばると宣言しても「ほとんどの場合、やるやる詐欺」です。そしてそれを女性は見透かしています。最終的に、半分以上の負担は女性にのしかかってくることになります。
逆に、男性で欲しくない人もいるわけです。その場合は多くが女性と同じで「生活が面倒になりそう」だと思いますが、女性と少し違うのが「お金を稼いでくる自信がない」ということもあるようです。
「頑張るから」と言ってもダメなわけです、どうすればいいのでしょうか?
子供が欲しくなる処方箋
男女共通で、処方箋は3つあると考えられます。
ペットを飼う
↑はウチの文鳥「ういろう」です。
ウチの嫁は、文鳥を買うまでは「私はまだ若い、子供なんていらない」派でしたが、文鳥を飼いだしてから「かわいい・・・自分も子供持ってみてもいいかもしれない。」と、子供を欲しがるようになり、1年後に娘を授かりました。
ういろうは我が家のコウノドリとして感謝されています(笑)
このペット作戦は飼うところまでいけば相当効くと考えています。なぜなら、ペットを飼うということは疑似子育てをするということだからです。しかも、子育ての楽しいところ”だけ”を体験するということになります。そりゃ欲しくなります。
「子育ては面倒そうだ」に対して「面倒じゃないよ!楽しいよ!」では水掛け論にしかなりません。実体験させることが何よりの処方箋のはずです。
この場合、何を飼うかが重要ですが、特にオススメなのがコンパニオンバードと呼ばれる文鳥やインコ等です。
犬や猫の方が飼った時の「かわいい!懐いてくれる」割合は高いと思いますが、アレルギーがあるため飼えない人がいる、そして赤ちゃんができた後にアレルギー関連で捨てなくてはならなくなる可能性がある、飼えないアパートが多い、ということです。一方、コンパニオンバードであればアレルギーになること自体がレアケースなので赤ちゃんと同居もできる、そしてうるさくないし場所をとらないのでどこでも飼える、鳥類なのにかなり人間に懐く、というところがオススメです。
哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類、、、生物色々ですが、自分とパートナーが飼いやすいと思える種を選びましょう。
いかがでしょうか?
もう少し詳しい情報を知りたい方はこの記事を参考に。
子供のいる友人とつき合わせる
「子育ては面倒だな」と思っている人は「自分だけが面倒な世界に巻き込まれるのは嫌だな」と思っているフシがあります。そこを「あれ、他の同世代はすでに子育てステージに入っている・・・もしかして自分は出遅れているのか?」と焦りを促すことが処方箋の一つとなるということです。
自分の同僚の家族と会わせるというのが一番簡単ですが、あまり効き目はありません。一番効くのは、パートナーの高校や大学の友人(既婚子持ち)と会せる同窓会的な機会に参加させるということです。
そして、帰ってきたら「どうだった?」「へぇー、みんな家庭持ちかぁ、結婚の波きてるんだね」などと色々な周囲の状況を聞いてあげることです。自分からは「ウチも子供ほしいね」などとは言いません。相手に気づかせることが肝心です。
いかがでしょうか。
お金を稼ぐ
「ウチはお金がないから子供なんて無理よ」というパートナーに対しては、金を稼ぐしかありません。貯金をして問題ないことを示すか、パートに出たり転職して年収を上げるということが必要でしょう。
ここでポイントとなるのが、いったい幾らお金があればいいか?です。
「子供一人なら1,000万円だよね」、「リアルに考えると小学生位までの貯金が500万円あれば後は生活費とその後の貯金でまかなえるよね」などという数字をパートナーと共有しておくことです。そして、貯金がそこまで貯まった段階で「子供作れそうだね」と再度持ち掛けるのです。
一番最初に試算する数字への信頼度が分かれ目になります。「いや、500万円じゃ足りねーよ」などと覆されたら困りますので、里帰り出産費用100万円+引っ越し費用50万円+おもちゃ・ミルク・離乳食費用100万円+保育費用250万円で5歳になるまでに500万円・・・等と概算を計算して認識合わせしておくことが重要になります。
また、貯金の場合は、できればパートナーと一緒に貯めることです。「もし子育てに使わなくても、お金はあればあるだけ問題ないでしょ?」と一緒に貯めることです。二人の共通言語ができることでコミュニケーションも深くなります。また数百万を一緒に貯められないパートナーであれば、それこそ離婚という選択肢を含め人生のパートナーとしての適性を疑った方がいいと思います。
転職なら「せめて年収450以上ないと・・・」等と相手から具体的なイメージを引き出しておくことが重要です。「いや、年収450万円以上って言ったから転職したんだけど?」と言えるようになっておくことです。
いかがでしょうか。
ポイントは「焦らない」
最後に、急がない・焦らないことです。
急いだり焦ったりすると相手に対して攻撃的になります。
「お前がずっとほしくないなんていうから・・・」
「私がこんなに頑張ってるのにあなたはダラダラしていてひどい」
等と言うと、それこそ元々子供が欲しくないパートナーはシラけてしまいます。
子供をつくる最終目的は「素敵な家庭を築くこと」のはずです。その第一歩であるパートナーとの人間関係は良好にしておきましょう。
コチラの記事もご参考にしてください。
幸せな家族生活を。
ではでは!