今日はランチタイムについて。
私の勤める大企業本社には当然、食堂があります。色々な人が使っています。
そーいや偉い人っていつ昼飯食ってるんだ?と思い、ざくっとリサーチしてみました。何日か時間をずらして食堂に行ってみました。
デキリーマンは11:45ランチ?
結論、11:45にランチに行くことをオススメします。
まず、一般的なデータをみてみましょう。
NHKが5年ごとに採取している「国民生活時間調査2015」からデータを抽出してみました。
昼食者数の時間分布を見てみると、やはり12:00~12:30にピークがあります。
12:00を超えると一気にピークを迎えます。これは日本人のほとんどの会社・学校で昼食は12:00~13:00が意識づけされている(またはチャイムなどでルール化されている)からでしょう。
このデータは30分刻みですが、1食食べるのに必要な時間は15分程度なので、ワンクール15分で計算するとよいはずです。
次に、私個人でカウントしたトップマネジメント(一部、部課長もカウントしていますが)のランチ時間は下記の通りです。
自分でも分かってるんで「N数足りなすぎ」って言わないで下さい(笑)
国民調査グラフとの違いは2つあります。
①11:45からピークが始まっている
②13:00直前にもピークがある
①から、11:45からランチを食べに行く、すなわち早飯(ハヤメシ)ができる人間がデキリーマンであるように感じました。
②については、忙しくてミーティングが長引いた人たちだと認識しました。
さて、何故デキリーマンは早飯しているのでしょうか?
理由① オフピーク
ランチタイムは12時を過ぎると一気にピークが来ます。ここに巻き込まれると大変です。
当然ですが、レストランが空いていれば、食べるときに必要以上に回りを気にしなくていいのでストレスから解放されます。
そもそも、混雑していると並ぶ、選ぶ、買う、待つ、下膳する、払う、といった一連の行為に倍くらい時間がかかってしまいます。
デキリーマンはピークに巻き込まれたくないためピークをずらしているのではないでしょうか。
理由② 時間管理ができてる
ニワトリが先か卵が先か議論なのですが、結局、早くランチを食べに行っている人は、朝のミーティングを早く切り上げられたり、タスクを終えることが出来ているということです。
要するに仕事がデキるということです。
(注意)仕事ができないのに無理に早めに切り上げないようにしましょう。また、工場勤務や研究所勤務等の場合は勤務時間がキッチリと定められていることが多いので、ルール無視した早飯は迷惑になるのでやめましょう。
仕事を早く切り上げられるならそれに越したことはありません。11時から社食が開いていたり、営業みたいに外回りできる業種なのであれば、昼食を自分の時間でとってしまってもいいのではないでしょうか。
理由③ 朝が早い
これもそもそも論なのですが、デキリーマンは朝が早いから早めにお腹が空くのではないか?というのが私の仮説です。
日経BPネットのビジネスマン200人アンケートによると、平日(仕事がある日)の起床時刻は平均6時43分とのことです。
まぁそんなもんだと思いますが、経営者は4時台に起床する人も多いと聞きます。そりゃ12時前に食べに行きたくなりますよね!
自分で選ぶことが重要
いかがでしたか?
出世コースの人間は、早起きで、仕事を早く終わらせることができるから、早飯をすることが多いのではないか、という仮説が出てきました。
しかし、形だけマネして、とにかくランチに早く行こうと焦るのだけはしない方がいいです。型(かた)を作ることは重要ですが、ランチタイムの場合は、自分で自分の生活サイクルを把握して、自分で自分のランチタイムを選ぶことが重要なのだと思います。
実際に、グラフを見ていると、デキリーマンの中には遅飯(オソメシ)派もいることが分かります。
それよりも、ランチタイムは12時からという先入観から解き放たれることが重要ではないかと思います。
自分の生活サイクルを意識して、上手くオフピークに合わせてランチを摂るのが最高の人生を作り上げるのではないでしょうか?
また、たまには「11:30から出かけて人気ランチ店に行かない?」等と同僚を誘ってみるのもいいかもしれません。
ブラック企業だからウチは無理?
そんなケチなこと言ってるから業績上がらないんですよ。
ゆったりしたランチタイムからイノベーションを起こしましょう!
ランチをゆったりとって、帰ってきて13時まで勉強しましょう。他にこんなオススメコンテンツもありますよ!
ではでは!