こんばんわ、ニッタチャンです。
今日は、嫁さん方にとっては超基本だけど、男性にはあまり語られない授乳スタイルについてメモします。
◆母乳のあげ方にも種類があることを理解しよう!
ご存じでしょうか?おっぱいのあげ方にもタイプがあります。イクメンはタイプを認識して育児を進めましょう。
①完全母乳タイプ = 母乳だけで赤ちゃんを育てる(完母)
②完全ミルクタイプ = 粉ミルクだけで赤ちゃんを育てる(完ミ)
③混合タイプ = 母乳と粉ミルクを併用して赤ちゃんを育てる(混合)
私の感覚では、完母40%/完ミ10%/混合50%程度のイメージです。
だいたい、ママさんは出産が終わって自宅に帰ってきた頃に「どういう授乳スタイルにしようかな」と悩み始めます。
また、おっぱいの出は体質に依存することもあるため、理想通りにいかないこともあります。
・・・これらは生活スタイルが全っ然違います!加え、授乳スタイルはイクメンの生活にもメチャクチャ影響してきます。これを認識しましょう。
◆メリットデメリットがある!
①完全母乳(かんぼ)
完全母乳は、栄養素抜群でアレルギーになりにくかったり、免疫が強くなったり、粉ミルク代がかからなかったり、と、赤ちゃんにとってはいいことずくめです。
しかし、ママにとっては、最初は楽だけど、1年以上ずっと「寝ても覚めてもおっぱいをやる毎日」となります。
また、食べ物にも制限が出ます。ママが食べたものがおっぱいになるため、辛いものはダメ、脂っこいものはダメなど、制限がかかってきます。
これは結構体力的、精神的に辛いようです。
完全母乳になってしまうのには、ママの体質が理由になっているケースがほとんどです。すなわち「おっぱいが出すぎる」です。
もう無理だ、とママが言い出したら、完母から混合・完ミへの移行を考えましょう。
②完全ミルク(かんみ)
粉ミルクタイプは、生後半年位までは常に粉ミルクを沸かさないといけないという大変さが続きます。更に、栄養素は母乳の方がいいし、お金がかかるというデメリットもあります。しかし、赤ちゃんが飲んだ量がわかりやすい、パパでもあげられる、というメリットがあります。ママの負担にはなりにくいということです。
たまにママのおっぱいじゃないとなかなか寝付けないタイプの子もいるようなので、完全ミルクだと赤ちゃんの安心感が無い場合もあるようです・・・
完全ミルクタイプは、完母と違って「おっぱいがほとんど出ない」人の生活スタイルになっているようです。中には本当は完母で育てたいのに、という方もいます。
総論、イクメンとしては、実は粉ミルクタイプの方が生活をコントロールしやすいのです。しかし、母乳がでるかどうかはママの体質にかかっているので、どっちに転んでも「まぁメリットもある!」と割り切りましょう。
③混合タイプ(こんごう)
一番ラクなタイプです。
ママが「まぁまぁおっぱいが出るが、出すぎるわけでもないので止められる」というタイプです。
朝と夜だけおっぱいをあげて、昼は粉ミルクで~、などというケースが多いようです。
しかし、「おっぱい出るのに粉ミルクを混ぜているなんて、育児やる気ないのか!?」等と外野からののしられているママさんもいます。
「大丈夫だよ、二人で決めよう」と、イクメンは、そういうママを全力でサポートしてあげましょう。
◆最後に
出産が終わって・・・
親に挨拶して・・・
家に帰ってきたとき、一番最初に直面する課題がこれ「これから毎日、授乳スタイルどうしよっか?」です。
おっぱいはすぐに出るもんでもないし、出たら出たでいいし、出なかったら粉ミルクにすりゃいいし、変に気に病む必要はない、ということを夫婦の共通認識として持ちましょう。
それでもママさんは悩みます。
「なんで私だけ母乳でないの・・・」
「もう面倒だからアンタが粉ミルク毎日やってよ」
「食べ物の制限あるの辛すぎ」
出産直後ということもあり、色々な感情が噴き出してくると思いますが、イクメンは、まぁまぁ、となだめつつ、一番のオトシどころを一緒に考えてあげましょう。
幸せなイクメン生活を!
でわでわ。