流行に敏感な人必見!加熱式たばこ3種のカンタン比較解説!(プルームテック、アイコス、グロー)

アイコスとかプルームテックとか流行ってるけど何なのかイマイチ掴めていない方へ。


 

2017年7月、JTがプルームテックを販売再開したことで、加熱式たばこ市場が激化の様相を見せています。たばこ業界もIT化しているのでしょうか・・・

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最近人気が高まってきた「加熱式たばこ」ですが、皆さん種類を言えますか?流行に乗り遅れないように、カンタンな違いくらいは把握しておきましょう。

今日は日本における主流となっている大手3社を比較します。

まとめ

最後まで見なくても、これだけ見れば分かるように、2017年現在の3大ブランド比較表を作ってみました!まずはこれをざっと見て下さい。その上で、個別の比較コメントを記載していきます。

歴史的な流れとしては、アメリカのたばこ会社フィリップモリス(PMI)のアイコスが2015年に日本で販売開始しました。それによって加熱式たばこ市場に火が付いたというわけですね。それまで紙巻きたばこ一本でいけるだろうと思っていたJTにとっては加熱式たばこのブームは脅威だったわけです。日本のJTプルームテックを、イギリスのブリティッシュアメリカンタバコ(BAT)がグローを、相次いで開発を進め、2016年以降に商品を出してきたことで商戦が激化しているという流れです。

プルームテックは販売後すぐ売り切れ続出となり、生産体制を整えたJTが再販売を開始した・・・さてどうなるか、という状況なわけです。

比較表

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■自作の比較表

こうしてみてみると、パッと見、本体価格以外ではあまり差が無いように見えますね。本体価格が5,000~1万円で、カプセルの価格が400~500円ということですが、メビウス等の紙巻たばこも1箱20本入りなので、カプセル≒紙巻たばこのイメージでしょうか。本体価格分、紙巻たばこよりやや高いように感じますね。でも非常にオシャレです!

電子たばこの構造・用語

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■Ploom TECHの基本構造(JT webより)

加熱式たばこ(電子たばこ含む)は、本体であるバッテリー部分と、ヒーター部分、カプセル部分の3パーツに分かれています。各ブランドによって一体化しているものなどもあります。用語としては下記を覚えておきましょう。なんだか家電みたいにカタカナ用語がたくさんありますが、一度覚えれば早いもんです。

  • パフ:電子たばこを一回吸うこと
  • カプセル:たばこ葉等が入ったカプセルやスティックの総称
  • バイス:バッテリーやカートリッジの総称
  • フレーバー:味・匂いのこと

3大ブランド

比較表だけじゃ、吸うときのイメージが分からないと思います。そこで、各社の比較イメージを記載していきます。

Ploom TECH(プルームテック)/JT

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価格の安さ:★★★★★

使いやすさ:★★★☆☆

バッテリー:★★★★☆

フレーバー:★★★☆☆

プルームテックの価格は安いです!日本の企業だから?一万円だと高いという感覚が分かるのでしょうか。ある程度抑えた価格設定になっています。この安さは強みです。

あと、クリーニングが不要だという点で、他の2社よりも使いやすさは増している一方で、デバイスとバッテリーが分かれているため、カプセル含めて3つの部品を組み上げないと吸えないのでやや面倒ですね。バッテリーは結構長持ちするようです。

フレーバーはまだ少ないようですが、一番のウリは「ニオイのなさ」だと言われています。吸う人はフレーバーを楽しみつつ、周りの人は嫌な臭いを感じづらい、そういう商品設計になっているようです。また、吸い殻が出ないのが特徴ですね!(アイコスとグローは紙巻きたばこと同じように吸い殻が出ます)

iQOS(アイコス)/PMI

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価格の安さ:★★☆☆☆

使いやすさ:★★★★☆

バッテリー:★★★★☆

フレーバー:★★★★★

電子たばこで一番、知名度が高いのがアイコスではないでしょうか?早くからマーケティングを実施して日本での地位を築いてきました。そのためか、価格は非常に高いです。割り引きクーポン券使っても約8,000円なので、他機種よりも高くついてしまいます。

使いやすさの面では、前から発売されていることもあってかクリーニング等色々しないといけないので面倒なようです。また、バッテリーも寿命が早いと言われています。

一番のいいところは「吸い口が紙巻き」というところでしょうか。加熱式たばこ系では紙巻きたばこに一番近い感覚を味わえるかもしれません。また、フレーバーの種類が多いため、楽しめますね!

glo(グロー)/BAT

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価格の安さ:★★★★☆

使いやすさ:★★★★☆

バッテリー:★★★☆☆

フレーバー:★★★★☆

加熱式たばこで一番の後発がグローです。価格はプルームテックとアイコスの中間あたりに設定していますね。安くもなく、高くもなく。アイコスがダメ出しくらってた部分を埋めるように商品開発してできたのがグローだと理解してもいいのではないかと思えるほどです。

吸うときは、ややバッテリーが邪魔です。スティックタイプのプルームテックやアイコスと比べると、大きなライターを吸っている感じになるため、慣れるまで時間がかかるかもしれません。また、吸いがらが大きいのであまり紙巻きたばこと変わらないかも。

フレーバーはロースト感もあって、たばこを吸っている感覚に近いようです。メンソールならアイコスに軍配があがるかもしれませんが。

過去記事

電子たばこ・加熱式たばこの定義については過去記事で詳しく触れています。

www.psyberlife.com

いかがでしたか?

吸う人も吸わない人も、職場での話のネタにしてみて下さい。