コーヒー好きな人は必見。
コーヒー好きには必読の1書
この本を読みました。
朝のコーヒー、夜のビールがよい仕事を作る
朝のコーヒー、夜のビールがよい仕事をつくる (Business Life)
- 作者: 馬渕知子
- 出版社/メーカー: クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
- 発売日: 2017/07/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
コーヒーの部分だけを要約するとこんなことが書いてありました。
- コーヒーは仕事のパフォーマンスを高めることに役立つ
- コーヒーは「飲むタイミング」がある
- 効果を得るためには水分補給が必須
馬淵知子さんというお医者さんが執筆された本です。皮膚科やアンチエイジングが専門ですが、栄養学にも精通しているという人です。水は1日3リットル飲んだ方がいい等、水分補給の重要性を説いている方ですね。本記事ではコーヒーの一部だけ抜粋します。詳細は買って読んで下さい。今回は、面白かったので抜粋内容をブログに書こうと思った次第です。
コーヒーを飲むタイミング
私は日頃からコーヒーを愛飲していますが、確かに「コーヒー飲んでるのに眠いなぁ」等と言うことが結構ありました。もちろん、疲れや睡眠不足等もあいまっているのでしょうが、飲み方のルールがあることは知りませんでした。
1日の中で、人は必ず飲み物を口にします。しかし、この飲み物の重要性を理解している人は多くありません。飲み物は食べ物と比べると約50倍もの速さで消化吸収が行われます。具体的には、食べ物が胃で約4時間かけて消化されるのに対し、飲み物の吸収にかかる時間はたったの5分です。
コーヒーを飲む最適時間は2つあるそうです。
①午前9時半~11時半
②午後2時~5時
目覚めには「コルチゾール」と呼ばれるホルモンが関係しているのですが、このコルチゾールは早朝6時から9時位までに段々と増えていくそうです。その間にコーヒーを飲んでしまうと、コルチゾールの分泌が抑制されてしまい、カフェインを摂取したにも関わらず目覚めが悪くなるそうです。
コーヒーのカフェインには覚醒作用のみならず、疲労回復作用や記憶力向上、ダイエット作用等、様々なメリットがありますが、これらも得にくくなります。
お昼もそうです。昼食後あたりの1時間~2時間は、コーヒーをがぶがぶ飲むという行為は控えるようにしましょう。落ち着いてからコーヒーです。空き時間にはお水を飲むようにしましょう。
加糖缶コーヒーはNG
分かっているとは思いますが、加糖タイプの缶コーヒーはNGです。一般的な加糖缶コーヒーには10グラム以上の砂糖が入っています。これは、WHOが定める1日に摂取していい糖分の量の半分にあたります。大量の糖分を、特に空腹のときに摂取すると、血糖値を急激に上昇させ、その反動で血糖値の急降下を起こします。これによって自律神経が乱れ、逆に疲れやすくなってしまいます。またメンタル面にも悪影響が出るケースもあります。
なので、できればコーヒーはブラック無糖で飲みましょう。甘味を足すとしても、白砂糖より黒砂糖の方がオススメです。黒砂糖は体内への吸収が穏やかなので、血糖値の急激な変化を避けられるためです。
ちなみに、写真のMAXコーヒーは1本30グラムの砂糖が入っています。驚異の砂糖量です。美味しい嗜好品ですが毎日飲むのは控えましょう。
その他のコーヒー豆知識
この本に書いてあってびっくりしたのが、コーヒーには二日酔いの症状を和らげる効果があるということです。コーヒーは胃に負担をかける飲み物なので、弱っている二日酔いの際には飲まないのがセオリーでしたが、飲んでもいいそうです。
二日酔いで頭痛が起こる原因は、アルコールがアセトアルデヒドに変化し、脳の血管を拡張させ、神経を圧迫することでおこります。コーヒーは利尿作用があり、アセトアルデヒドを対外に排出しやすくします。また、カフェインが血管を収縮させるため、頭痛を和らげることができるとのこと。よほどひどい状態でなければ、二日酔いにコーヒーを飲んでもいいということが分かりました。
加え、必ず守らなければならないのが「水分を十分に摂る」です。
水分を摂らなければ、利尿作用も起こりませんし、新陳代謝の滞りから肥満やむくみ、老廃物の蓄積による疲労、便秘、ストレスの増加、免疫力低下等、良くない方のコーヒー効果が沢山出てきてしまいます。のどが渇いたとおもったら、コップ1杯の水を飲むようにすればことたります。量としては200ml。大した量ではありません。
また、この本には書いてありませんでしたが、夜、コーヒーを飲んでもいい時間帯は「寝る6時間前」のようですね。コーヒーのカフェイン効果は飲んでから4時間程度持続するそうです。
ビールの飲み方は?
コーヒー以外にあまり興味が無かったのでメモしませんでした(笑)
ビールの上手な飲み方については、ご自分で購入の上、読んでみて下さい。
朝のコーヒー、夜のビールがよい仕事をつくる (Business Life)
- 作者: 馬渕知子
- 出版社/メーカー: クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
- 発売日: 2017/07/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る