自分のスーツを探しに行ってきました。
ファッションセンスゼロの35歳がスーツ探しに出かけた話
皆さん、スーツって何着持ってますか?
私は数着しか持っていません(爆)
その1着が古くなったため、スーツを探すことにしました。
しかし、数年前に選んだような安ブランドでは、35歳というオッサンの今、「また安物を買うと、見た目が耐えられない」のではないか・・・そんな考えがよぎり、ハイクラスブランドとまではいかないものの「まぁ普通なんじゃない?」と思われるオッサンブランドのスーツを買っておこうと考えました。
そして、Google先生に「30代 スーツ」と入力し、検索してみると、35歳にはこのような条件がいいらしいということが分かりました。
35歳の平均スーツ条件
価格帯
4万円~7万円
「結構高いぞ・・・」と思いました。最近は安ブランドであれば1着2万円程度で買えます。しかし、そのレベルのスーツを持っていても、すぐくちゃくちゃになったり、パッと見で「アレ安いやつだな」とバレる。それも分かっています。
私の同僚(特に独身)は金を持っているので、ハイブランドスーツを着こなしている人が多数います。しかし、私は子供もいるしそこまでは金をかけられない。まぁ5万円位が相場だろうと考えました。
スーツセレクトやスーツカンパニー、P.S.FA等という「コスパ良い系スーツブランド」もあります。しかし、こちらは安価グレードのスーツ平均価格が2万円~4万円程度です。なので今回のブランド検索の対象外としました。
また、青山やはるやま、アオキはオッサン向けです。しかも独自のハイブランドを持っています。しかし、「ザ・量産」すぎるので今回対象外としました。
カラー
グレー、ネイビー、ブラウン等
確かに黒一色しかスーツ持ってないのは微妙だなぁと思います。しかし、色は結構悩みます。私はグレーが好きなのですが、手持ちスーツであるので、今回はネイビーやブラウンを狙ってみることにしました。
好きな人は上下違う色のスーツを着たりしますが・・・
ジャケットの着こなし|押さえておきたい王道コーディネート集 – Customlife
私にはこんなリア充オシャレMAXな着こなしは無理です。なので、色味もドスタンダードを攻めようと思いました。
条件まとめ
私の場合はこの3条件で探しました。
- オッサン向けのスーツブランド
- 価格は4~8万円
- “ファッション無能”でもOK
こんな感じです。
さて、これらの条件を満たすブランドをググった上で、実際にブランド売り場に足を運んで比較してみました。結果はコチラ↓↓↓↓
35歳向けブランド3選
①五大陸
価格帯:63,000~90,000円
五大陸は、オンワード樫山によるフォーマル系のメンズスーツブランドです。2013年ごろから歌舞伎俳優を使ってプロモーションをやっている大手です。
今後の日本を担う40歳代前後のビジネスマンをターゲット層として、海外のスーツブランドのカラーをミックスして日本風に仕立てたブランドです。
②ダーバン
D’URBAN | OFFICIAL WEBSITE
価格帯:80,000~150,000円
ダーバンは、大手アパレルメーカーであるレナウン社による日本を代表するメンズビジネス系ブランドです。1970年ごろからある老舗です。
シックで趣味のいい色合いがメインの、「トータルライフスタイル提案型ブランド」と言われています。やや高めだけど買えば間違いないっていう。
③ブルックスブラザーズ
Brooks Brothers Japan Official Website(ブルックス ブラザーズ ジャパン)
価格帯:89,000円~120,000円
ブルックスブラザーズは、アメリカ初の既製服大量小売スーツブランドです。主に30代がターゲット。ここも老舗ですね。
大量小売と言いつつ、「最高品質の商品だけをつくり、取り扱うこと。適正な利益のみを含んだ価格で販売し、こうした価値を商品に求め、その価値を理解できる顧客とのみ取引すること」をコンセプトとしていて、「分かんねぇヤツは買うな」方式です。
ちょい高いけど、米国テイストが好きなら合うかも。
私の出した結論
百貨店を巡り巡って色々なブランドを見回した結果、私の出した結論。
五大陸1択。
理由は3つあります。
- 安価
- それなりにオシャレ
- オッサン体形にジャストフィット
まず安価です。一般ピープルにとっては、10万円以上するスーツに手を出そうとすると拒否反応が出て手が震えます。5~8万円が関の山です。背伸びし過ぎないようにしましょう。
そして、それなりにオシャレです。OIOIショップや下手なセレクトショップで買うと、生地だけが豪華で縫製がクソ等と言うケースが稀にありますが、そんなことはなさそうでした。
そして、中肉中背でちょっと太ってきたオッサン体形にジャストフィットするように仕立てられているというのがポイントです。一番の購入ポイントでした。五大陸の一番のバリューはここだと思いました。
デブでも大丈夫なようにゆったりしてるけど、見栄えはスリムっぽく見えるように仕立てられている。
これですよ!
ずぼらオッサンが求めていたのは・・・ということで、1着購入しました。
他のスーツブランド
実は「30代向けスーツブランド」って他にもあります。
ラルディーニ(LARDINI)とかボリオリ(BOGLIOLI)とかマッキントッシュロンドン(MACKINTOSH LONDON)とか。
しかし、上記ブランドは最低スーツ価格が12万円という「化け物ブランド」です。正直、高すぎます。オシャレなのはわかった。しかし値段がアホかと、バカかと。
年収約1,000万円の私が言うんだから感覚は間違いないはずです。上場企業の係長・課長レベル程度では買えない。そういうことです。部長クラスにならないと買えない。
年収2,000万円くらい貰ってないと無理。私の友人が総合商社マンでそのくらい貰ってて、上記のような高級スーツも買ってます。要するにトップノッチのエリートビジネスマンでない限りキツイよねってこと。
私も、ブログ副収入が月10万円超えたら考えます(白目)
おまけ:ZOZOSUITリスク
ZOZOSUIT、凄そうですね。
服が人に合わせる時代。素晴らしいと思います。これぞIT化です。スーツ見て回るのって時間かかるんですよ。半日つぶります。気に入ったスーツが無かったら、めちゃくちゃ時間の無駄。探す時間自体が好き、っていう趣味の人もいるかもしれませんが。
でも、一言だけ反ZOZOSUIT発言を言ってみるとすれば、「まともにスーツも買ったことないオッサンは、おとなしく一度はリアル店舗に言って買っとけ」ってこと。
もしZOZOSUITでメンズスーツ買えるようになっても、ファッション無能なオッサンはドツボにハマると思います。写真では生地の感覚や縫製具合も分からない。無知な初心者だと変なものを掴んでしまう可能性が高いでしょう。
AIだ!IT会社の俺様はZOZOSUITで買っちゃうぞ~等とバカなことを思わないでくださいってこと。お前はファッションセンスゼロのオッサンだぞと。オシャンティな人はこのブログなんて見てないはずです。見ている時点でお前は「ゼロ・オッサン」です。
今日は以上。