靴用の汚れを落とすクリーナーの使い方とおすすめ商品【初心者向け】

この記事を読んでほしい人

  • 革靴が汚れてしまった人
  • 靴磨きをするときに靴がベトベトして困っている人

靴用クリーナーとは

革靴を履いていると、どうしてもホコリや泥がついて汚れてしまいます。通常であれば馬毛ブラシなどで拭いてやるとすぐにきれいになりますが、中にはなかなか落ちない汚れもあります。そういった頑固な汚れを除去するのに使えるのが「靴用クリーナー」です。

ただ、本当は靴用クリーナーは頑固な汚れだけでなく、日常的に使っていた方が、汚れが落ちないというリスクを減らせます。できれば靴磨きの前にクリーナーで拭き取るようにしましょう。

結論「M.モゥブレィ ステインリムーバー」を買え!

最初に結論だけいうと、「M.モゥブレイ ステインリムーバー」という商品を買えば、あなたは幸せになるでしょう。

↓ コイツです。


(エム.モゥブレィ) M.MOWBRAY ステインリムーバー300 靴磨き 靴ケア用品 メンテナンス 〔FL〕

グーグルで「革靴 クリーナー」で検索すると沢山商品が出てきますが、正直、革靴クリーナーはモゥブレイ1択です。それ以外を検討する必要はありません。

特に、初めて靴用クリーナーを探してみようかな、使ってみようかなという初心者におすすめです。強烈すぎないレベルのクリーナーなので、靴の色落ちがありません。ですが汚れはしっかりと落ちます。

「革靴のクリーナーといえばモゥブレイ」と言われるくらいスタンダードで有名な逸品なのです。

後から解説しますが、他にもおすすめ商品はあります、ですが一番使いやすいのはモゥブレイです

クリーナーのメリット

クリーナーを買うメリットは3つあります。

  1. 頑固な汚れを落とせる
  2. 日常的にきれいにできる
  3. 靴磨き前に余分な油分を落とせる

当然、しみたり撥ねたりして付いてしまった頑固な汚れを落とすときにクリーナーは大活躍します。また、本当は毎日クリーナーを使って拭くと、日常的にきれいにできます。

しかし、実は一番クリーナーが活躍するのは「靴磨き前」です。

靴磨きを高頻度で行うと、靴が長持ちします。それはいいのですが、下手に初心者が靴磨きをやっているとよくあるのが、クリームやワックスのつけすぎでベトベトしてしまうことです。こういった油分をしっかり拭き取って革靴の表面をきれいにするのもクリーナーの役割です。

靴磨き前に油分を落とすと、クリームやワックスがきちんと革靴に浸透して、美しいフォームを保つことができます。かっこいい革靴を着こなすためには、クリーナーが必須だということです。

クリーナーのデメリット

クリーナーのデメリットもあります。

「やりすぎると革靴が痛む」ことです。

革靴は人間でいうところの「お肌」です。肌も洗いすぎると荒れてしまいますよね?それと同じです。革靴の汚れが気になりすぎて毎日拭きすぎると荒れてしまいます。本当は革靴をオシャレに、かっこよく、きめ細やかな肌質にしたいのに、荒れてしまっては本末転倒です。

クリーナーにも強度がありますが、あまり強すぎるクリーナーを選ぶと、すぐに革靴が痛んでしまうというリスクがあるということです。なので、ノーマルレベルのクリーナーをしっかりと使い込むのがベストです。

もちろん、今回紹介している「モゥブレイ」はノーマルレベルのクリーナーなので安心です。

クリーナーの使い方

実際に使っていきましょう。

私がクリーナーを使うときは専用のコットンを使っています。安いし質もいいのでおすすめです。ウッドフィールドの靴磨き専用クロスです。

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最初に、靴磨きクロスを指に巻きます。こんな感じです。

次に、クリーナーを数滴垂らして、拭きます。

そうすると、めちゃくちゃきれいになります!

汚れを見てみると、かなりついています。

靴はピカピカになりました。これだけでワックスすら必要なさそうというレベルですね。ただ、ここからちゃんとクリームとワックスを塗ると更にオシャレに仕上がります。

実際に買ってやってみて下さい。

おすすめクリーナー3種比較

最後に、代表的な「靴用クリーナー」を比較紹介しておきます。一番のおすすめはもちろんモゥブレイです。

(1)モゥブレイ ステインクリーナー


(エム.モゥブレィ) M.MOWBRAY ステインリムーバー300 靴磨き 靴ケア用品 メンテナンス 〔FL〕

一番のおすすめです。

300mlで2,280円です。60mlで648円のものもあるので、最初は小さい瓶を買ってもいいかもしれません。

水溶性のクリーナーで、汚れを落とす力もノーマルなレベルです。初心者から上級者まで幅広く使われています。よほどの頑固な汚れ、例えば油が固形化したようなシミだと一部取れないものもあるかもしれませんが、だいたいの汚れはこれ1本で事足ります。

保湿成分は含まれていないので、クリーナーを使った後はしっかりとクリームを塗りましょう。

(2)サフィール レノマットリムーバー


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モゥブレイよりもう少し強めのクリーナーが欲しいときにはこの「サフィール」を使いましょう。

靴磨きの時にワックス(ろう)をベットベトに塗りすぎて、モゥブレイだと落ちない・・・どうしようというときに使えます。ワックスなどの成分もしっかりと取れます。

ただし、革靴の水分も油分も両方取れてしまうため、使った後はクリームによる保湿処理と、ワックスなどによる油分補充を必ずしておく必要があります。使ったまま放置すると革がガビガビになってしまうので注意しましょう。

(3)コロンブス ツーフェイスローション


[コロンブス] columbus ブートブラックシルバーライン ツーフェイスローション (ニュートラル)[HTRC3]

有名どころのブランドとしては、最強の革靴クリーナーです。

ツーフェイス、すなわち水溶性の汚れと油性の汚れのどちらにも強く効くということです。その名に恥じないようにかなりの洗浄力を持っています。

ふつう、クリーナーは界面活性剤と洗剤を混ぜているのですが、このツーフェイスは界面活性剤の量を減らし、洗剤(溶剤)の量を多く入れこんでいます。なので強力なわけです。

あまり素人が使うのにはおすすめしません。ただ、もうどうしても落ちない油汚れやコーヒー汚れなどがついてしまって最強の汚れ落としを使いたい・・・!そういう人にだけおすすめします。

最後に

当然、知っていると思いますが、靴磨きのクリームとワックスも買っておきましょう。

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