北朝鮮ミサイルが日本に落ちたときに助かる可能性のある避難場所・避難方法

アラートから4分以内に行動しましょう。


 

北朝鮮弾道ミサイルの恐怖

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北朝鮮のミサイル脅威が増しています。

アメリカを狙う、グアムを狙うと言いつつ日本にも脅しをかけています。

日本はアメリカや韓国と違い、強硬なタイプではないため「少しくらい攻めても許される」そう考えてミサイルを投下してくる可能性もあります。

前回は防災グッズをまとめました。

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今回は「場所」についてお話しします。

安全な場所とは

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私は大企業の本社にいる担当ということで、「どこに逃げれば100%安全ですか?」とよく聞かれます。

危機管理のセミナー等にも沢山参加して情報収集しましたが、パーフェクトに安全な場所はありません。とにかく日本政府のいうとおり「建物の中に入って、窓から離れた場所に伏せる」というのが、初動としては一番有効だと思います。

ただ、1つだけ安全度の高い「場所」があります。

地下です。

地下は一番安全

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B1Fなどという形で地下フロアを持つビルも多くあります。地下はなぜ安全なのでしょうか?

熱波と爆風を防げる可能性がある。

これに尽きます。

ミサイルの種類や状況によって異なりますが、過去の情報から推察される「ミサイル着弾地点の半径約1キロメートルの地域」で想定されるリスクは下記のようなものになります。

①直撃による被害

②衝撃・爆風による被害

③建物やミサイルの破片による被害

④生物化学兵器による被害

⑤核物質・放射能拡散による被害

⑥電磁波による被害

こうした被害を受けないために、アラートが鳴ったらすぐに身を守るための安全行動・退避行動が必要です。①の着弾地点だと防ぐ手だてが無いのですが、「少し離れた場所」にいて②③を受ける場合、死ぬ確率を減らせるのが地下に逃げることです。

唯一、気にしなければいけないのが、④の生物化学兵器です。ミサイルというのは弾頭に種類がありますが、毒ガス系・バイオ系の弾頭の場合、ガスが下に向かって侵入してくる恐れがあるため、状況によっては危ない場合もあります。そのために防毒マスクやスーツがあれば非常に効果的なのですが。

こういった会社も検討してもいいかもしれません。

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避難経路を常に意識する

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地下にいればいい、という考え方からすると、「シェルター」にずっと潜っておけば安心なけですが、高い金を出してシェルターを作ったり借りたりすること、また通常通りお仕事もある中で逃げこもるのは現実的ではありません。

現実的に考えれば、1日の中で滞在時間の長い「自宅」と「職場」でどう対策するかを考えましょう。

自宅でも職場でも、有事に逃げ込む場所を決めておくことです。

自社ビルが強固な場合、自社ビル内で動きましょう。下層階であれば、地下に繋がる階段に逃げ込めばいいし、上層階であれば一番窓の少ないビルの内側に逃げ込むべきです。何かが起こってからバタバタするのではなく、しっかりと「俺はここにしておこう」と決めておくことです。

一番いいのは、総務や人事の防災担当に話を聞いておくことです。大企業であれば必ず防災対策をしています。

自社ビルが弱いと思うのであれば、身近で、すぐに入れそうで、できれば地下もありそうなビルはどこか、調べておくことです。何かが起こってからだと周りの人が押し合いへしあいで入れないという可能性も出てきます。避難場所が分かっているのに入れずに爆風で吹き飛ばされる・・・等と言うバカなやられかたはしないようにしましょう。

小中学校もオススメ!

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「そんな・・・逃げ場所なんか分からないよ」

「近所で一番強固なビルを知りたい!」

そんな声が聞こえてきます。

そういう時は国民保護ポータルサイトをチェックしましょう。

都道府県避難施設一覧 – 内閣官房 国民保護ポータルサイト

普段、日本人の多くが国を馬鹿にしていますが、日本国はかなりすごいです。武力攻撃の際の避難施設一覧をしっかりと作りこんでいます。

みたら分かる通り、小中学校が強固な施設に指定されています。窓ガラスは多いですが、基本的な設計として避難しやすく(国民保護施行令で定められている要件をみたすもの)、人を多く収容できるという理由で選定されています。

通常、小中学校に仕事にいくことはあまりないと思いますが、外出時にJアラートが鳴った場合は、即座に近くの地下鉄か、もしくは小中学校などに逃げ込むことをお勧めします。特に、一度騒ぎが収まった後は、住民同士で集まる必要性があるため、小中学校に集まりましょう。

とりあえず今日はここまでとします。

過去記事もご参考に。

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