オンライン英会話は効果がない？受講するかどうか判断するポイント3つ（受講のメリット・デメリット）

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オンライン英会話とは？
オンライン英会話は効果ない？
- オンライン英会話のメリット3つ
- オンライン英会話のデメリット3つ
オンライン英会話を受講するか判断すべきポイント3つ
おすすめのオンライン英会話
- QQ English（キューキューイングリッシュ）
- 他のおすすめ

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オンライン英会話（Skype英会話、Web英会話）を受講するかどうか悩んでいる人

オンライン英会話とは？

最近、Skype(スカイプ)等の動画を使ったオンライン電話サービスが普及しています。

それに伴って、オンライン電話サービスを用いて、インターネットにさえ接続できれば、いつでもどこでも英会話コースを受講できるように体制を整えているのが「オンライン英会話」ビジネスです。

日本においては、2000年代位までは、英会話といえば駅前留学の「英会話スクール」が主流でした。すなわち、英語ビジネスを行っている会社は、駅前のビルを貸し切り、外国人をそこに詰め込んで、受講生を募っていたわけです。

Skype等が普及することによって、そういった状況は変わってきました。現在では、英語ビジネス会社のほとんどが、フィリピン等の英語が喋れてかつコストが安い国で講師を集め、オンラインで英会話サービスを提供するというビジネスモデルに切り替えています。

これによって、サラリーマンや学生は、格安で英会話コースを受講できるようになっています。素晴らしい時代だと思います。特に、海外駐在等を考えているサラリーマンにとって、オンライン英会話はかかせないものとなってきています。

大企業のサラリーマンである私（大佐）は、今までに英会話スクールとオンライン英会話の両方を経験しました。その経験をもとに、本当に英会話を受講すべきかという疑問の解消や、メリット・デメリットをお教えします。

オンライン英会話は効果ない？

結論から言うと、効果はあります。

ただ、英会話という観点からすると、オンライン英会話は、英語レベルが中級レベル(TOEIC700～900点)で、海外駐在等を目指している方が、英会話力をアップさせるために利用するのが一番適している、と私は思っています。

注意点として、英語レベルが初級レベル(TOEIC650点以下)の人が、初めての英会話として受講することには向いていないと思っています。それは、別途解説します。

また、一方で、英語レベルが上級レベル(TOEIC900点以上)で、海外駐在等も経験している人が、英会話力を落とさない目的で英会話を受講するのであれば、別の英会話プログラムを受講したほうが良いと思います。

分かりやすいように、オンライン英会話のメリットとデメリットを説明します。

オンライン英会話で一番おすすめなのが、QQ English（キューキューイングリッシュ）です。格安で質の高いSkype講座を受講することができます。

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オンライン英会話のメリット3つ

1つ目が、価格が安いことです。

これは言うまでもありません。もっと生々しい数値で説明すると、駅前にある英会話スクールに通うと半年の受講で40万円位が相場です(プロの英会話講師を揃えている場合、60万円以上とられることもあります)。一方、オンライン英会話コースで半年間受講すると10万円程度で済みます。

すなわち、価格の相場が1/4になるということです。元々の英会話の金額が大きいことを考えると、数十万円得するということです。これは大きいですね。

2つめが、通いやすいことです。

英会話スクールは、基本的に大きめの駅にあります。都市部でもそんなに多くあるわけではなく、主要駅にしか存在していません。となると、会社帰り学校帰りに、往復40分くらいプラスの通勤時間がかかるということです。時間に余裕のある学生ならいいのですが、サラリーマンにはかなり厳しいものがあります。

特に、子育てをしている旦那さん・奥さんにとって、この通勤の数十分は致命傷です。働きながら子育てをしている人は英会話スクールではなくオンライン英会話を選ぶ人が多いです。夜や土日などのスキマ時間に受講できるからです。

私は、平日の夜11時と、日曜日の午前中、週2回で受講しました。そして、少し遅延していた時に1日休みをとって、3～4回分、まとめて受講して挽回することができました。オンライン英会話だとこういった変則的な受講のしかたができます。これがかなりのメリットです。

3つめが、TOEIC対策にもなることです。

オンライン英会話コースは、「PCで事前に文法問題等を解く」→「Skypeで、その文法等を用いて英会話レッスンを行う」というセットを数十セット繰り返すという仕組みになっています。

なので、必然的にTOEIC対策にもなります。実際私もオンライン英会話コースを受講して、特にTOEIC対策していなかったのに、700点から800点以上にまで上がりました。しっかりと勉強すれば一石二鳥だということです。

オンライン英会話のデメリット3つ

1つ目が、ネイティブイングリッシュではないことです。

私は英会話スクールとオンライン英会話を両方とも経験していますが、一番違和感があったのは、ネイティブイングリッシュではないということです。オンライン英会話を受講していると一番気になるところだと思います。

フィリピンやインドネシア等の英語も、ほぼネイティブに近いのですが、といっても、アメリカ人やイギリス人の英語と比べると、やはりイントネーションやしゃべり方、身振り手振りなどが違います。

ただ、正直、初心者～中級者はネイティブイングリッシュかどうかなど気にする必要はなく、とにかく英会話に慣れろ、というのが結論です。このデメリットは気にすべきではありません。自分の英語がカタコトなのに、「俺の講師、ネイティブじゃないからさぁ」などと馬鹿なことを言っているのは無駄です。自力でもう少ししゃべれるようになってからイキりましょう。

ただ一方で、上級者は注意です。上級者は普通のオンライン英会話コースを受講すべきではないという理由がここにあります。特殊な、アメリカ人やイギリス人等も含めたオンライン英会話コースが探せばあるのでそちらにすべきでしょう。

2つ目が、ある程度の英会話力が求められることです。

英会話スクールだと、英会話初心者に対して、手取り足取り教えてくれます。本当にダメダメな人は、アメリカ人が「最初カタコトの日本語で」語りかけてくれます。発言を待ってくれます。考えさせてくれます。語彙が分からない場合、察してくれます。そのくらいサポートが充実しているのです。

オンライン英会話は、全く別物です。

オンライン英会話でSkype接続すると、最初に「Hello！」から始まります。そこで上手く返せないと「は？」という顔をされます。語彙が全く出てこなかったらイライラされます。英会話の初心者サポートは全くありません。自力で切り開く力が求められます。

分からないことは、「How do you say this in English? (これって英語でなんて言うの？)」と聞くことができなければ、まったく会話が進みません。相手が喋っていることが聞き取れなければ「Could you please repeat that? (もう一度話していただけませんか)」と言えなければ、会話がグチャグチャになって終わります。正直、英会話を初めて学ぶ初心者では無理です。

3つ目が、強制力が弱いことです。

ほとんどの人間は、英会話を途中で放り投げてしまいます。最後まで受講できる人は1割くらいでしょう。それでいうと、オンライン英会話は「逃げる」ことができてしまいます。これがデメリットです。

オンライン英会話のシステムとして、最初にメールアドレスを登録させ、遅延していると「早く受講しろ、もっと受講しろ」というりマインドのメールがガンガン飛んできて、受講を喚起するという仕組みになっています。

ただし、この仕組みは若干、弱いです。仕事が忙しい、子育てが忙しい、学業が忙しい・・・何かと自分に理由をつけて逃げることができてしまうからです。

英会話スクールの場合、「50万円払ったので、絶対いかないと」という気持ちになりますが、オンライン英会話だと「10万円くらい、ドブに捨ててもいいかなぁ」と思ってしまいます。金の力が違います。

私は意思が弱いタイプだったので、仕事の上司に受講宣言をし、オンライン英会話の進捗を上司にも見えるようにしました。そうすると、「遅延していると恥」「遅延していると評価が下がる」ことになるので、絶対に受講します。

私の同僚は、奥さんに宣言して、毎週木曜日は必ず奥さんにケツ叩かれながら受講するという方式をとっていました。なんでもいいのですが、強制力を作るという作業が必要になります。「俺は意思強いから大丈夫だよ」と思っている人ほど、危ないですよ。

オンライン英会話を受講するか判断すべきポイント3つ

あなたはオンライン英会話を受講すべきでしょうか？すべきではないでしょうか？

あなたが次の3つのポイントにすべて当てはまれば、オンライン英会話を受講することで英会話力のアップが期待できます。しかし、当てはまらなければ、効果を出すために苦労すると思われます。チェックしてみましょう！

ポイント1 : 英語力が中級レベル以上である

まず、英語力が中級レベル以上であることが前提です。

中級レベルというのは、下記を指します。

TOEICで650点以上あること
1度は英会話スクールに3か月以上通い、修了した経験があること

できれば、両方の条件を満たしていることが必要になります。どちらかの条件を満たしていないと、オンライン英会話で満足についていくのは厳しいです。申し込んだ後に後悔してしまうでしょう。

また、英語初級者の場合、英会話ではなく「英語力」を鍛えることが必要になります。スタディサプリ等を用いて楽に、徐々にレベルアップをしてから、英会話コースを受講することをおすすめします。

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もし、あなたが英語上級者（半ネイティブである、駐在経験あり、TOEIC満点レベル等）なら、逆に普通のオンライン英会話だと満足しなくなるケースがあります。自分が求めているレベルが相手にあるか十分に内容を吟味しましょう。

ポイント2 :TOEICより英会話力を優先したい

重要なのが、TOEICより英会話力を優先したいということでいいですね？という腹決めです。

二兎を追うと、一兎もついてきません。

会社によっては、海外駐在を判定するためにTOEICの点数を利用しているため、英会話力を上げるよりもTOEICに注力したほうがいい場合もあります。それであればTOEIC公式問題集を解きまくった方が、あなたのためになります。

この判断は、受講した後にジワジワ効いてくるため、必ずチェックしておきましょう。「あれ？俺って本当は英語に何を求めてるんだっけ？何をしたいんだっけ？会社や学校は何のレベルで俺を評価してくるんだっけ？」と問いかけて下さい。英会話力でもTOEICでもなく、実は簿記2級の資格が必要だっという結論になる人もいるはずです。

もちろん、すでに海外駐在が内々定しており、あと数か月で英語力を伸ばさないといけないという場合は、オンライン英会話が適していると思われます。英会話スクールかオンライン英会話をしておきましょう。

また、二兎を追う者は一兎をも得ずと言いましたが、英会話をやっているとTOEICの点数も地味に上がります。ただ上がり方はちゃんと勉強した方が効率が良いので、はっきりさせた方がいいと思います。