大企業の中の人が教える、大企業の内定者に共通する特徴5つ

この記事を読んでほしい人

  • 大企業に内定したい大学生・大学院生
  • 大企業に転職したい社会人

大企業の内定者には共通項がある!

私は大佐といいます。私は大企業で働いているサラリーマンです。いつもは経営企画部という社長の戦略秘書みたいな仕事をしていますが、たまに人事部からインターンシップのサポート依頼がきたりして、採用のお手伝いをすることがあります。

今まで沢山、人事部と「自分たちはどういった人間を内定させたいのか」を議論しました。

今回、そんな極秘中の極秘事項について、自社だけではなく日本企業一般的に「この特徴があれば大企業の内定者になれるな」という特徴を書き出してみました。面接やエントリーシートを書く時の参考にしてもらえれば幸いです。

これらの特徴は参考ですが、「俺、こんな特徴持ってないわ・・・」と悲観する必要は全くありません。本来、どんな人にもうっすらと特徴はあるものです。すごくクレバーな方法として、自分は大企業の内定者になる特徴が薄くても、面接では誇張してしまえばいいのです。誇張というより、自信をもって話すと言い換えたほうがいいかもしれません。

結論、まじめな奴、まじめ風に見せられる奴が内定します。

面接はそれでいいのです。自分の特徴を最大限いかしながら、「私も大企業に入れる実力はありますけどどうですか?」とアピールするのが面接の場なのです。自信を持って、自分の持ち味をイカしましょう。

大企業の内定者に共通する特徴5つ

(1)まじめであること

まず、まじめであること、これが絶対条件です。

まじめでない人間だと、90%大企業に入社することはできません。残りの10%は、まじめなふりができる人間か、試験的に不真面目なエリートを入社させようという試みひっかかった「例外ケース」です。あなたが凡人であるのなら、まじめそうにふるまうことが必須です。「まじめ」とは何でしょうか?

身だしなみや時間を守れるか

まず、身だしなみや時間を守れることが必須になります。身だしなみがぼろぼろで、スーツもまともに着こなせない、時間を守れないような人間は、日本の大企業には適していません。自分のことをスティーブ・ジョブズやマーク・ザッカーバーグのような天才だと思うならそのままでいいかもしれません。しかしもし天才ならば大企業に入社するより起業する方がいいはずです。大企業には雑すぎる人間は必要ありません。

面接やエントリーシートの提出期限等はしっかりと守りましょう。15分前行動が基本です。私は忘れっぽい人間なので、就職活動の時は1時間前行動をしていました。電車が遅れることもあるからです。面接ビルの前のカフェで15分前まで待っていました。

明るい声で話し挨拶をしっかりできるか

次に、明るく大きな声で話すことができて、挨拶もしっかりできるかということです。これは、その人間が他人に気に入られる人格者かどうかという判断軸になります。最低限、身だしなみ・時間厳守・明るい声・挨拶の4つができていれば、目上の方々から嫌われることはないからです。コミュニケーション能力が最低ラインを超えているとここで評価されるでしょう。

面接はビルに入ったところから見られています。暗い声をしている人間は落とす対象になります。明るい声で挨拶ができれば、まず恣意的に落とされることはありません。まず土俵に立つことができます。当然、その上で面接という戦いがあるのですが。

目の前にある課題に真摯に取り組むことができるか

自分の目の前にある課題に真摯に取り組むことができるかどうかが、仕事にとって重要です。まず、目の前にある課題な何か、やらなければならない業務は何か、しっかりとチェックし、上司と話し、すぐに作業にとりかかる・・・そういったまじめさが大企業には必要です。

いわゆる「高学歴(学校歴)が好まれる」という背景もここにあります。高学歴の人間は、題の認識能力や時間調整能力、遊びかまけないこと、タフさ等が一定水準以上をクリアしているという証明になるからです。

高学歴でない人間、Fランク大学卒業の人間等は資格が武器になります。学生でもある程度簡単にとれるものとして「簿記」や「TOEIC」があります。簿記なら2級以上、TOEICなら700点以上あれば中堅レベルの大学相当とみなされるでしょう。東京大学などと近いレベルの努力水準を認めれほしければ、簿記1級・TOEIC900点以上を取得していれば、エントリーシートや履歴書で勝てる確率が高まります。

(2)考える力があること

人事部は、入社する人間に考える力を持っていて欲しいと思っています。考える力とは何でしょうか?ひとことでいうと自分のアタマで考えることができる人間です。では、どういったことを気をつければいいのでしょうか。

相手の質問の意図を読めること

かなり個人差があるのですが、面接で見ているポイントの1つは質問の意図が読めるかどうかです。実際に働いていると、上司と同僚が険悪だったり、仲良かったりします。そして、その中で出てきたふんわりした発言に対して「真意」を読み取る作業が必要になります。いわゆる空気を読むという能力です。

学生・社会人関係なく、空気を読むスペシャリストみたいな人間もいます。学生なのに部長の心の中をすべて読んでいるような人間もいます。しかし人事部はそこまで学生に求めていません。入社試験で問いたいのは「最低限」の質問解釈力です。

基本的には面接だと何か自分のアピールにつなげればいいのですが、それでもややぼんやりとした質問をされることがあります。ネガティブな意見や反省だけを述べず、必ずプラスになるような意見を添えれば最低限の合格ラインには達することができるでしょう。

薄い知識だけに頼らないこと

自分の頭で考えるということは、あるトピックについて「語れる」かどうかということです。

2chやTwitterなどに書かれてあること、就活掲示板に書いていることだけを鵜呑みにして、表面的な結論だけ覚えてくる人がいますが、そういった人間はすぐに見抜かれます。歴史的にどういう流れがあったのか、物理的な仕組みはどうなっているのか、誰と誰がどういう決定をしたからそうなったのか・・・そういう背景を理解する必要があります。

そのために、自分の得意分野については本を読むことが効果的です。本当は自分の得意分野であれば10分は語れるはずです。しかし、ちょっと好きなだけでは語れません。8割以上の人間は実生活において聞き手側であることが多いため、意外と語るという行為に慣れることはむつかしいでしょう。野球やお笑い、ゲーム等、自分の好きなことについて友達に語ってみることをおすすめします。3分語れれば合格ラインに食い込めるでしょう。

自分なりの目標を持てること

一番重要なのが、自分なりの目標を持てる人間かどうかです。

面接でオジサン部長が「学生時代頑張ったことは何?」と良く聞いてきますが、この質問の真意は「ちゃんと自分で目標をもってやってた?」ということを見抜くことです。

次の数年間、どうなりたいから、そのために何をやるということを話すことができない人間は、アルバイトやパートレベルだということです。正社員に一番求められるのが「仮目標を上司に提案できる」ことです。それを聞いてGO/NO GOを判断するのが上司の仕事です。

この能力は社会人生活をする上で最も重要です。目標設定能力が無いと、上司や同僚のいいなりになってしまいます。この部分がしっかりしている学生や社会人を、人事部は採用したいわけです。

(3)変化に対応する力があること

大企業では、変化に対応する力が重要とされています。特に中小企業と大きく違うのはここではないでしょうか。

素直であること

まず、素直であることが挙げられます。これはどんな企業でも重要な項目として挙げられるでしょう。変化へのた応力の基礎となる部分です。

上司からいろいろ言われた時、とりあえず「はい」と言ってやってみる。これができる人間が大企業では認められます。もちろん、内心では疑問を持っていても、まずやってみてから反論をする、実務で試してから提案を行うという人間が好まれます。特に製造業においてはこの評価軸が必須でしょう。

コンサル等のサービス業においても、もちろんそれは必須で、他社の意見を知らないといい、自分の意見だけを素晴らしいと言い切ってしまう人間は「性格が悪い」として処理されてしまいます。

自分から変わろうとできること

変化に対応する力というと、この「自分から変わろうとできること」が人事からよく挙げられます。この能力大半の人間は持っていません。私は、倍率100倍の難関と言われる大企業に内定する学生に共通する能力がこの「自分で変わろうと思いたてる人」だと思います。

自分で変えたい、変わろうとする気持ちを生み出す能力が高いのです。

人事部としては、自分だけが変わろうとするのではなくて、まわりも巻き込んで変えていってほしいと願っています。ただし、それに至るまでに自分自身をまず見つめなおし、ドライブをかけていける人間が求められています。

自分の能力を把握していること

できているようで、意外とできていない。それがこの力です。自分の能力を過大評価もせず、過小評価もしないのはかなりむつかしいです。

ほとんどの学生は、面接を受けるときに自分を過小評価しています。意外としっかり生きてきたはずなのに、何も言えない、棚卸できてない。そういった今までの変化に鈍感な学生を人事部は嫌います。

私のここはもっと向上が必要だが、こちらは十分に力をもっている。そう言い切れる学生や社会人を、大企業は求めています。

(4)メンタルが強いこと

メンタルが弱いと大企業は受け入れてくれません。受かりたいのであれば嘘でもメンタル強い風に装いましょう。メンタルが強いというのは、どういうことか説明します。

失敗を恐れず失敗しても立ち直れるか

メンタルが強いということは、失敗を恐れない人であり、また失敗しても立ち直れる人のことです。大企業はそういった人材を求めています。一度失敗したら、家に引きこもって1か月出てこれない・・・そういう人材は大企業には不要です。

実は、面接で一番言いやすいことでもあります。「こういった失敗をしたことがあるが、私はそれにめげず、こういった工夫を行い、挽回した、最終的に成功した」というストーリーを話すことができれば、ほぼ内定を勝ち取ったも同様です。あとはリアリティがあるかどうかだけです。

本当に失敗を恐れない人は、面接でもはきはきとしっかり話せます。嘘っぱちでストーリーをでっちあげただけ、練習も何もしていない人はすぐにばれてしまいます。

他責ではなく自省できる人間か

加点ではなく、減点対象になるのが他責型の人間です。他責型とは「あいつが悪かった」「俺は悪くない」と言ってしまいがちな人間のことです。

過度に「自分がすべてダメダメである」という人間も人事部に嫌われますが、「俺様最強、他の人間はバカばっかり」というスタンスの人間も際られます。

自分にも悪いところはあった、他の人にも悪いところはあった。もっと一緒に話し合って議論すれば、改善の余地があるだろう。そう言える人間が、内定をゲットします。

負けず嫌いか

意外と一番重要な資質かもしれません。高倍率をくぐりぬけるほとんどの人が負けず嫌いです。自分が絶対勝ちたいと思っています。負けてもいいかなと思った瞬間終わりです。

自分の特徴は?と聞かれたときに「負けず嫌いです」と言えるくらいになっておくと良いでしょう。おどおどとしたタイプははじかれます。もっと活躍させてみたい。そう思える少し生意気な学生が内定をゲットします。

(5)人を動かす力があること

最後の項目です。この「人を動かす力」というのは最近大企業の中で言われているワードです。なので、なかなか持っている人は少ないと思います。ただ、その意味を考えていくと、意外とみんなやっていることだったりします。

多くの人と付き合っているか

まず、人を動かす力のベースになるのが、多くの人と付き合っているかどうかです。これは数百人のセミナーを企画主催しろと言っているわけではありません。自分の興味のある分野に自ら入って行って、複数の人とコミュニケーションが取れるかどうかを見たいのです。

例えば、年齢層の違うゴルフサークルを主催してみたり、外国人を町に連れて行くボランティアをやってみたり、同い年・同じ属性の人たち意外と付き合ったりする経験があるかどうかが求められています。大企業に入ると同質的な人間との付き合いだけになってしまいがちなので、こういった人間としての幅の広さがあるか求められます。

行動するスピードが速いか

また、中小企業との違いとして、行動するスピードが速いかどうかが求められます。正確に言うと、大企業に内定する人のほとんどは行動スピードがめちゃくちゃ早いです。

例えば、学生懇親会で「この本を読んでおいたほうがいいよ」と部長から話があったら、大企業に内定するレベルの人は、その場でAmazon Primeで注文し、次の日には読み終えています。「事業プランを考えてこい」と言われたら、6割の生煮えでもいいので、次の日には提出できるレベルまで仕上げていたりします。そのくらいのスピード感を持っている人が、大企業の内定を勝ち取ります。

自分の意見を主張できるか

グループ面接やロールプレイング研修等でチェックされるのが、意見を主張できるかどうかです。これは日本人は苦手な分野です。

極論すると、発言しまくって、周りに自分の意見を押し付けろ、ということです。反論してくるやつは相手にするけど、だんまりな奴はほっといて、次のフェーズに進む。それくらいの覚悟が必要だということです。

みんなで十分に時間をかけて談義して、合意を得たうえで進む・・・そんなことをやっていたら大企業がつぶれてしまいます。リーダーとして引っ張っていく人間が欲しいのです。

パーフェクトで無くていいから自信を持つこと

どうでしたか?

「5つの特徴」を見たとき、どう思いましたか?

絶対無理だろーとか思った人が多いと思いますが、意外とそうではありません。すべてを満たした内定者は少ないです。全部ある程度満たしていて、どこか一つとびぬけていれば、内定できます。

パーフェクトでなくていいから自信をもって見て下さい。そうするとあなたのいいところがにじみ出てくると思います。

もう少し詳しく知りたい人に

最後に、おすすめ本を紹介します。

もう少し、面接対策をしたいという場合は、この本を読んでおいてください。大企業だけでなく、人事部の面接官がどこを見ているのか具体的に体系的に理解できるはずです。


新卒採用基準: 面接官はここを見ている

  • 人間性
  • 仕事力
  • 表現力

こういったことを項目立ててマルバツつけているようです。それがどんな風につけられているのか?パーフェクトにトレースしたい学生は必須購入です。

大企業に内定する学生は、いいかもと思った瞬間買います。金より時間に投資できる人が大企業に内定できます。