ニッタチャンです。
今日は出産祝いの絵本について
本稿の対象者▶家族や友人に子供ができたので「出産祝い」を贈りたいのだけれど、何を贈ればいいのか悩んでいる人
<目次>
①出産祝いでなぜ絵本か
②オススメ絵本ランキング
①出産祝いでなぜ絵本か
出産祝いで絵本を選ぶメリット
出産祝いで絵本を選ぶメリットは下記の通り、みんな幸せになりやすいからです。
- 贈る側はコスト安く済む
- 贈られる側も自分で買わないものを貰える
すなわち、贈る側と贈られる側の両方にメリットがあるということです。これは素晴らしい。
本稿を読まれる皆さんは「じぃじ、ばぁば」「パパママの兄弟」「パパママの友達」等が主でしょうか。友人に子供ができて、おむつケーキ等をあげても微妙だなぁ、そんな高くなくていいものないかなぁ、と思っていませんか?
悩んだらぜひ絵本という選択肢も入れてみてください。
絵本は、1冊が1,000円程度なので、数冊買っても1プレゼントで3,000円程度です。食べ物や衣類、おもちゃ等で本当にいいものを贈ろうとすると、5,000円、一万円以上かかるケースもよくあります。下手くそにお金をかけるのは意味がないと思います。
そういう意味では、「コレ、いいらしいよ!」と絵本を贈ることは知的なプレゼントとして素晴しいのではないでしょうか。
絵本を選ぶ時のデメリット
しかし、絵本を贈ることはメリットばかりなのでしょうか?
いえ、デメリットもあります。
デメリットは「ダブりリスクがある」ということです。
前回、出産したパパママへの記事で、オススメの絵本の紹介をしました。
この記事では、育てるパパママが最低限準備しておくべき絵本について記載しました。
そこでは、いわゆるベストセラーと呼ばれるテッパン書籍を列挙しました。しかし、今回のセレクト方針は違います。
今回は「子供が1~2歳になったときに喜びそうな絵本」で選定しています。
要するに、テッパンと呼ばれる品からズラしているということです。
当然、パパママ達がすぐ買ってしまう本だと、プレゼントする本とダブってしまうリスクがあるからです。ダブってしまうと「あぁ、なんだか貰い損だなぁ」と受け取る側は思ってしまいます。そんな無駄なリスクは回避しなければいけません。
ダブりを回避するためには、聞ける間柄なのであれば、「今持っている絵本」を聞きましょう。たいがい、出産直後であればまだ1冊も持っていないことが多いですが、何を持っているか分かればダブりリスクはなくなるはずです。
また、もし分からないのであれば、本稿等を参考にして、テッパンから若干ずらしたような絵本を買ってみて下さい。
また、出産祝いは包んだ方がいい商品がほとんどですが、絵本はザクッと本屋や通販で良さそうなものを買って、自宅から持って行ってあげるという方法でも許される、という部分も大きいかもしれません。(本なので売り切れリスクもありますから)
②オススメ絵本ランキング
ニッタチャン個人ランキングです。
①もこ もこもこ(谷川俊太郎;文研出版)
- 作者: 谷川俊太郎,元永定正
- 出版社/メーカー: 文研出版
- 発売日: 1977/04/25
- メディア: 大型本
- 購入: 9人 クリック: 81回
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最近のテッパン絵本の一つですが、最初に選ぶ本ではなく、第二、第三回目で選ばれる、贈り物にするにはすごくいい感じの絵本です。この本の凄い所は、本当に赤ちゃんが喜びます。植物のようなものが成長して、はじけて、また生命を繰り返すというようなイメージが絵本になっています。何回も読んであげるとストーリーを覚えて赤ちゃんが読んでほしいとせがむようになります。ほとんど文章がなく、擬音語ばかりなので、赤ちゃんが読みやすいところも素晴らしいと思います。個人的には破裂するところが面白いです。
②きんぎょが にげた(五味太郎;福音館書店)
- 作者: 五味太郎
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1982/08/31
- メディア: ハードカバー
- 購入: 14人 クリック: 79回
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これも有名どころです。金魚という他にはあまりない題材を使っているため、「おさかなさん」という概念を覚えさせるのにうってつけだと思います。絵本を読み始めたレベルだと赤ちゃんウケはそんなに良くない気がします。金魚を探すという動作をする絵本のため、最初は動作がわからないのでしょう。しかし、一緒に「探して指をさす」という動作は重要ですし、なにより親にとっては非常に読みやすい絵本となっています。 慣れてくると赤ちゃんの方から指さしたりしてお気に入りの絵本になっていきます。
③ねないこ だれだ(せなけいこ;福音館書店)
- 作者: せなけいこ
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1969/11/20
- メディア: ハードカバー
- 購入: 8人 クリック: 227回
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コワカワイイ絵本です。これもベストセラーに近い本。「お化け」という存在しないものを題材にしています。赤ちゃんは、このお化けというモノを介して「罰」や「怒られる」といった概念を理解するのだと思います。怖くてワクワクして、子供はキャーキャー言います。しかし、夜寝ない子がお化けに連れていかれて、自身もお化けになってしまう、というストーリーだけ読むと、大人でもぞっとするかもしれません。
④ぐりとぐら(なかがわりえこ;福音館書店)
- 作者: なかがわりえこ,おおむらゆりこ
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1967/01/20
- メディア: ハードカバー
- 購入: 11人 クリック: 596回
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親世代からお世話になっているぐりとぐらです。協力してモノを作るということ、兄弟が一緒に楽しむということ等、色々な人生の学びがあります。「一緒に何かをする」ということを覚えるのに適しているのではないでしょうか。そんなことよりも、この本の一番のいいところは「幸せな気持ちになれる」というところでしょうか。ほんわかしていて誰でも楽しめます。
⑤はらぺこあおむし(エリック=カール;かいせい社)
- 作者: エリック=カール,もりひさし
- 出版社/メーカー: 偕成社
- 発売日: 2010/08/23
- メディア: ハードカバー
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非常に有名な「海外の絵本」ですが、若干、キモイ本です(笑)青虫という他に無い題材を使っていて、それでいて虫のキモさをフルスロットル全開にしているチャレンジングな本です。青虫がたくさん食べ物を食べる様は、こどもの食教育にとってもいいのではないでしょうか。この本も意外と赤ちゃんにオオウケします。また、赤ちゃんと一緒に、おもちゃや指を青虫に見立てて遊んでも楽しいかもしれません。
⑥パパ、お月さまとって!(エリック=カール;かいせい社)
- 作者: エリックカール,Eric Carle,もりひさし
- 出版社/メーカー: 偕成社
- 発売日: 2006/09
- メディア: ボードブック
- 購入: 2人 クリック: 7回
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「はらぺこあおむし」の作者の作品です。青虫がキモすぎると思った方はコチラを手に取りましょう。個人的にはこちらはやや年齢層が上で、1歳児以上じゃないと理解できないのかなと思っています。なので、持っていないのであればより子供ウケを狙える青虫の方がオススメです。でも、こちらも有名本で、パパと娘がコミュニケーションするという、パパが主役になれるレアな絵本なので、パパとしては持っておきたい1冊です。
⑦ぷれいぶっく(フィオナ・ランド;主婦の友社)
- 作者: レディバード社
- 出版社/メーカー: 主婦の友社
- 発売日: 2006/01/01
- メディア: 大型本
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これも外国の絵本です。手に取るとすぐ外国っぽいなー、と思います。原色でギラギラした絵本、謎の手触り満載の絵本、何が言いたいのか意図が分からない絵本。しかし、大人気の絵本です。絵本の中では数少ない「手触り」を意識した本です。絵本に布や銀紙などが貼ってあり、子供が触ることで色々な感触を理解できます。本の大きさはやや大きいです。
⑧くっついた(三浦太郎;こぐま社)
- 作者: 三浦太郎
- 出版社/メーカー: こぐま社
- 発売日: 2005/08
- メディア: 単行本
- 購入: 3人 クリック: 13回
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ママと子供が主役の、最近、人気急上昇中の絵本です。ママと子供がぴたっとくっつくという絵本で、これを読み聞かせることで、実際に赤ちゃんがママにぴたーっとくっついてきます。親と肌と肌で触れ合うというきっかけを作ることができる絵本です。相手にしてくれないパパも娘に読み聞かせましょう。
⑨いいおかお(松谷みよ子;童心社)
- 作者: 松谷みよ子,瀬川康男
- 出版社/メーカー: 童心社
- 発売日: 1967/04/15
- メディア: 単行本
- 購入: 5人 クリック: 15回
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超ベストセラー、「いないいないばぁ」の 作者の松谷さんの作品です。動物や子供が笑顔をするという絵本なのですが、大人にとっては本当にキモイオカオです(汗)ややキモカワイイ顔が赤ちゃんには結構ウケます。読み聞かせリピート率も高いと聞いたことがあります。赤ちゃんにとってはこの顔がカワイイのでしょうか・・・
⑩アンパンマン しかけいっぱい!布えほん(バンダイ)
- 出版社/メーカー: バンダイ
- 発売日: 2013/02/16
- メディア: おもちゃ&ホビー
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絵本というよりおもちゃの部類ですが、これはアリだと思います。子育てしていると痛感しますが、赤ちゃんは本当にアンパンマンが大好きです。だいたいの悩みはアンパンマンを出せば解決できます。しかけが沢山しこまれたこの本を1冊持っておくだけで、だいぶ家庭がラクになることうけあいです。
以上、いかがでしょうか?
気に入ったら買ってみて、プレゼントしてみて下さい。
ではでは!