大企業に疲れた人が転職判断するための原因チェック9つ

「大企業に疲れた人」は結構多いです。

大企業に疲れる社員たち

  • 大企業病が酷過ぎて辞めたい
  • 会社の文化が合わない
  • つまらない仕事ばかり

こういった声が大企業から聞こえるようになってきました。

1900年代後半はイケイケドンドンで「大企業に入社できれば、人生勝ち組」でした。

しかし、そういった状況が変わりつつあります。

ただし、2000年代になっても、まだまだ大企業の給料は平均よりかなり高いというのが実態です。

でも疲れた。

もう嫌だ。

そういう人はこの記事を参考にしてみて下さい。

辞めるか続けるか、判断のヒントを書いています。

大企業に疲れる原因9つ

「大企業に疲れた」という人も、レベルが様々です。

これはもう転職した方が良いという人から、「流石にもったいない」という人まで、色々な人がいます。

今回は、重大度を★マークで表現しました。

★が多い理由を持っている人は、早めに転職した方がいいと思います。一方、★の少ない理由であれば、まだ残留する余地があると思います。★が多いほど重要で★5つが最大です。

①ワークライフバランスが合わない

重大度:★★★★★

一番重大です。

  • 子育てする時間がない
  • 家族の介護ができない
  • 眠れなくて体調を崩した
  • 鬱になった

こういったことを感じている人は即座に転職を考えるべきです。

人生は体が資本です。

ワークライフバランスが壊れて、体がおかしくなったり、メンタルになってしまったりすると、一生そのキズが体に残ります。とりかえしが付かなくなる前に転職しましょう。

家族もあなたの人生の重要な一部です

家族の面倒を見られない、適切な時間に帰宅できない。そもそも子育てができない等の理由があるのであれば、出世を捨ててでも転職すべきだと思います。忙しくて子供がグレてしまったり、妻が病んでしまったり、親の死に目に会えなかったりすると、人生の最後で必ず後悔します。

転職を考える時に検討すべきは、現行の給与水準から20%を下回らないことと、勤務環境・残業時間の把握です。自分が欲しいものは「時間(残業時間が少ないこと)」なのか、「場所(フレックスや在宅ワークができること)」なのか、明確にしてから転職活動をしましょう。

②収入が少ない

重大度:★★

実は、大企業の人間にとってはあまり重要ではありません。

大企業であれば、すでに平均年収を超える収入を得ているはずです。35歳の平均年収が400万円の時、大企業の35歳は700万円以上貰っていることが普通です。

それを、一部の外資系企業や商社などと比較して「俺は給料が低いから不満だ」というのはお門違いもいいところです。

あなたは十分、貰っています。

ただ、一部には「本当は俺は金をバリバリ稼ぎたかった、独身だからワークライフバランスなんて関係ないし、チャレンジしてみたい」という人もいます。そういう人はチャレンジしてみていいと思います。

転職を考える時に考慮すべきは、「自分のスキルの洗い出し」と「行ってもいい業界の選定」、そして「年収幾らほしいか」です。幾らほしいか設定して、次に業界を選定します。年収は業界によってほぼ決まるからです。食品業界にいても年収300万円がいいところですが、化学業界だと意外とすぐ年収1,000万円を超えたりします。

最後に、自分のスキルを洗い出して、合いそうな企業を探すのです。

③アホな組織にイライラ

重大度:★★★

最近の大企業は「意思決定をしない」ことが多くなっています。

総花的で、耳障りのいいことばかりをお題目に掲げ、評価を得ようと役員や部長が走り回り、それに追従する社員だけが評価されます。そうなると、辛いけど本当に会社に必要な「決断」をする人間が少なくなります。本当に少ないです。

ただ、こういう不満は、他の大企業でも沢山あります。そして、ベンチャーや中小企業だと、また別の問題があります。オーナーや創業社長が幅をきかせていて聞く耳もたなかったり、銀行の言うがままになってしまっている等、どんな会社でもネガティブなことはあります。

本当は、その会社であなたが偉くなる、のが一番の解決策です。

出世して、その会社の体質を変えてやればいいのです。ただ、そういったことがもうできないという年齢になっている人もいます。そういう人は転職を考えてもいいかもしれません。

転職を考える時に注意しておくべきは、風通しの良い社風のところを選ぶことです。自社のサイトに「風通しがいい」なんて書いてある会社は大体悪い会社です。口コミサイトやその会社の社員から直接情報を得て判断しましょう。

④仕事の裁量権が欲しい

重大度:★★★

メチャ重要ではないですが、仕事の裁量権が欲しいのはかなりのストレスです。

2パターンあります。「仕事ができるけど、大企業だから主任でもほとんど裁量権がない」という場合は、転職をすぐ考えるべきです。

一方、「仕事ができないけど、裁量権だけは欲しい」という人間は、転職はおすすめしません。転職が大失敗に終わるケースがこのパターンです。

仕事がデキるかどうかは自分で判断しましょう。

簡単な判定方法があります。

同じ会社の、同じ年齢の人を5人位思い浮かべてみて、その人たちより評価されていると思えば、あなたは仕事がデキる人です。そうでなければあなたは仕事ができない人です。

転職を考える際に理解すべきは、「大企業はどこも裁量権与えてくれない」ということです。唯一、管理職になることができれば、少しは裁量権の幅が広がるため、「管理職希望」というところで募集を探すことが一番の早道だと思います。

⑤自分が評価されてない

重大度:★★

実は、全ての社員は「俺は実力より低く評価されている」と思っています。

みんな、心の中では自分のことを過大評価しているからです。

なので、自分が評価されていないと思っても、転職を検討すべきではありません。むしろ、自社の中でどうすれば評価されるのか、出世につながるのかを検討した方が早いと思います。

そして、そういう人が転職しても、同じように評価されないポジションになってしまって、同じようにイライラする毎日を送るだけです。

転職を考える際に考えるべきは、裁量権と同じで、管理職を目指すことです。管理職というポスト意識さえあれば、多くの人間は自己肯定感を得られます。しかし、そのためにはカッコたるスキルが必要になってくるでしょう。

⑥出世競争が嫌い

重大度:★

転職すべきではありません。

分かります。大企業の一部には「出世競争大好き野郎」がいます。

学歴だけはピカピカで、ロジカルっぽい喋り方だけは超一流、仕事は他人に押し付けて自分がやったアピールする、飲み会には毎日参加、というクソみたいな人間であることが特徴です。しれっと相手を蹴落とすやつらです。そういう人と付き合うのはかなりの苦痛です。分かります。

同じ部署で、ずーっとゴマばかりすってる同僚を見るとイライラするでしょう。そしてそいつが昇進でもしたら、「なんであいつが?」と思ってイライラが増すばかりです。

しかし、そこで「辞めたい」「疲れた」と思うのはお門違いです。同僚も必死なのです。ほっといてあげましょう。

転職を考えるのは基本的にオススメしません。ただし、転職サイトやエージェントに登録しておくのはいいかもしれません。「俺はいつでもこんなところ辞めてやる!」と思って、腹をくくれるからです。

⑦人の役に立たない仕事してる

重大度:★★

人の役に立ちたくて仕事をしてるのに、ムダな調整業務ばかりやってる今の自分に疲れる・・・

これは、コーポレート系の事務職に多い悩みです。

営業企画部、経営企画部、事業管理部、そういった名前のところにいて、一見、派手な職歴なのですが、実際やっていることは「グループ会社から報告書を受け取るだけ」「年に2回、全社戦略のパワーポイントを作成するだけ」「役員が思い付きで言ったことの調査」といった、何の役にもたたない業務です。そして、代替も効きます。

そういった社員が、事業部の社員が「営業成績を上げた」や「工場リーダーに抜擢された」「R&Dで新しい知見を発見した」等と言う同期の地道なレベルアップを聞くと、「ああ・・・俺は何やってるんだろう、同期はあんなに頑張ってるのに、俺は1円にもならないことをやっていて意味があるのか?」という疑問が涌いてきます。

その感覚自体は正しいです。

でも、もう少し深く考えましょう。

企画系業務も立派な業務の一つです。会社の調整をするということで役に立っています。

ただ、あなたが転職を考えるべきは、「将来的に今の部署にずっといて、使い物になるかどうか」です。稼いでいるかどうかではありません。

⑧仕事スキルが無い

重大度:★★★★

仕事のスキルが全く身に付いてないことに焦る自分がいる。

これはかなり重要です。

実際の業務は「グループ会社からの報告書をまとめるだけ」「パワーポイント係」「エクセル担当」ばかりで、「おじいさん役員のお相手」「部長とのゴルフづきあい」といった関係ないことばかりやっていると、単なるお祭りオジサンになって人生を終えます。

そしてそういったヤツは、リストラ施策のかっこうの標的になります。

大企業は10年に1回くらいの頻度で「リストラ施策」をやることが多いです。

その時に確実に対象になります。もしそれが怖いのであれば、今すぐ「部署異動」か「転職」を考えるべきです。しかし、その際に考えておくべきは「自分は何のスキルを伸ばしたいのか?」です。転職エージェントに相談してもいいかもしれません。実際の自分の市場評価も聞けますし、使えるスキル・部署は何か、生の声をきくことができます。

⑨会社に将来が無い

重大度:★★★★

これもかなり重要です。

東芝、シャープといった、大企業が落ち目になるといった状況が続いています。正直、日本企業でこれからイケイケ右肩上がりという大企業はほとんどありません。

逆に、自分の会社はどう考えても10年後、売上が下がっている気がする。そういう会社の方が多いと思います。

転職等を考えるとすれば、「50歳の時の自分」の姿がポジティブに描けてないのであれば、転職すべきです。一方、まぁ子会社に転籍してなんとかうまくやれそうだという人は、残留すべきです。

考えるポイントは、落ち目の業界ではなく、上り調子の業界に転職すること、そして、その際に自分の今のスキルが使える業界に転職することです。

大企業病をチェックする

自分の企業が大企業病なのかどうか見てみましょう。

大企業病はなぜ発生するのか?「中の人」が原因と本質を教えます。

転職は慎重に

いきなり転職活動を始めるのはリスキーです。

ただ、転職エージェントに聞いてみないと、今のスキルが「使えるのかどうか」分かりません。でも、転職サイトに下手に登録するのは勇気がいる、突然、電話かけられても困る。そう思いませんか?

そういう人には「ミイダス」をオススメします。

登録するだけで、かなりの精度で年収前提が分かります。

「自分のスキルならこの程度か」と理解できます。使えなければ残留すればいいし、スキルが強ければ転職してしまってもいいと思います。

一方、自分からガンガンオファーしていきたければ、エージェントを使いましょう。

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