革靴用クリームは無色がおすすめ!基本のクリームを紹介します。

この記事を読んでほしい人

  • 革靴磨き用のクリームの「色」に悩んでいる人

結論、革靴磨きには「無色クリーム」を使おう!

結論、革靴磨きには「無色のクリーム」を選びましょう!

革靴を磨くときのクリームって、茶色や黒色などがありますが、その中でも薄い茶色や濃い茶色など、パターンが沢山あって、どれを買えば正解なのか分かりにくいですよね?クリームの色選びはプロでも悩むことが多く、永遠のテーマです。

茶色のクリームを塗ってしまったら、もともとの色より濃くて、色ムラができてしまった・・・革靴磨きを失敗した・・・そういったことも多々あります。

基本的に、有色クリームは「補色」のために色付けしています。上から色を重ねることにより、革靴の色が薄くなってボロボロになるのを防止する効果です。これは長年履いてきた靴に対して効果的です。逆に言うと、新しく買った靴であれば、無色のクリームで全く問題ないということです。

補色用途の成分としては、無色と有色でまったく違いはありません。

なので「無色」の革靴クリームを選んでおけば、革靴磨きで失敗するということはないのです。

おすすめの革靴用クリーム「サフィール」

では、どのクリームを買っておけばいいのでしょうか?

みなさん、革靴磨きにはこういった効果を期待しているはずです。

  • 革靴のヒビ割れを治したい・防止したい
  • 革靴の折れ・ヨレを治したい
  • 革靴にテカりを与えたい

要するに、買った当初の美しくてオシャレな状態を保ちたい、そう思っているはずです。それであれば、最高級の「サフィール」がおすすめです。

[サフィールノワール] クレム1925 75ml 靴磨き 保湿 栄養 保革 補色 油性 9551033 メンズ パリジャンブラウン Free

この商品の「ニュートラル(無色)」を選択して購入しましょう。

このサフィールというブランドは、最高級の革靴クリームブランドです。色も無色から茶色、黒色など、たくさんの選択肢があります。正確には「サフィールノワール クレム1925」というブランドです。これは、サフィールブランドの中でも、1925年のパリ万博で金賞を獲得した世界的に有名な革靴クリームのトップブランドです。

特徴的なのは「油分が多い」ことです。

普通、油分が多いとテカテカにはなるけど革が柔らかくなりません。しかし、サフィールは革への浸透性が高いように油分を配合しており、革がケアされるのに美しくもなるという機能性を両立しています。それに寄与しているのが、厳選した高級カルナバワックスや蜜ロウ、シアバターなどの配合成分です。普通は人の肌に塗るようなシアバターを革靴に使うなんて贅沢ですね。

まず試しに買ってみるならこのサフィールを購入してみましょう。「こういうのが欲しかった!革靴がピカピカになった!」というステキな効果が得られると思います。

基本的な革靴クリームの選び方

(1)無色と有色の違い

革靴クリームには「無色」と「有色」がありますが、実は色による機能的な違いはほとんどありません。

革靴クリームの色は「補色」のために色付けされています。例えば、革靴購入後、半年以上経って、少し色落ちしてきたな・・・という場合には無色よりも有色クリームを塗った方が、より美しく革靴を保つことができます。

ただ、新品の革靴に有色クリームを塗っても、下手に塗ったら色ムラができて変に仕上がってしまうでしょう。有色クリームは初心者にはあまりおすすめしません。

なので、ここでは無色のクリームをおすすめしています。

(2)乳化性と油性の違い

実はもう一つ、革靴用クリームには「乳化性」と「油性」があります。そもそも革靴用クリームには、革に水分や油分などの栄養を補給することで乾燥やヒビワレを防止する役割があります。

クリームの主成分は「水分、油分、ろう」の3種類で、この配合比率が変わるだけです、水分が多いものを「乳化性クリーム」、油分やろうが多いものを「油性クリーム」と言っているだけです。乳化性クリームの方がヒビ割れ防止力が高く、油性クリームの方が美しい仕上がりになると言われています。

個人的には油性クリームをおすすめしています。

最近の油性クリームは昔と違ってヒビ割れ防止の機能も向上していること(特に高級品は)と、そもそも上質なツヤを出すためには油性の方がいいこと、そして栄養の浸透には油性の方が優れていると言われているからです。

(3)購入直後と古い靴の違い

購入直後であれば、革もパリッとしていて美しい姿です。なのでまず美しさを維持することに努めましょう。なので、購入半年以内など比較的新しい靴や、まだそこまで痛んでいない革靴であれば、革靴クリームは「油性」で「無色」がおすすめです。

一方、古い靴を磨くのであれば、まずは水分と栄養を浸透させてあげる必要があります。なので、少し痛んでいる革靴をケアしてあげるためには「乳化性」で「有色」の革靴クリームがおすすめです。

自分の革靴がどっちの状態か分からない、という場合は、初心者でも失敗しにくい「油性」「無色」の革靴クリームを購入しましょう。

おすすめ革靴クリーム4種

【無色・油性】サフィール・クレム1925

1番のおすすめです。

最初に紹介した「サフィール・クレム1925」です。


[サフィールノワール] クレム1925 75ml 靴磨き 保湿 栄養 保革 補色 油性 9551033 メンズ パリジャンブラウン Free

革靴クリームの中でも最高級品です。2,000円台と価格もそこまで高くありません。

とりあえず革靴をケアしてあげたい、もっと美しくしてあげたい!という場合や、何を使って磨けばいいのかわからない、そういう場合にはとにかくこのサフィールを使えば間違いありません。

茶色や黒色など、沢山の選択肢が出てきますが「ニュートラル(無色)」を選択して購入しましょう。

【有色・乳化性】コロニル・シュプリームクリームデラックス

2番目のおすすめです。


[コロニル] 栄養クリーム 1909 シュプリームクリームデラックス 100ml CN044010 (Med. Brown100ml)

コロニルも革靴ケア業界ではトップブランドです。3,000円台と高めの値段設定ですが、革靴の痛み・乾燥を綺麗にするにはうってつけのクリームです。

「ちょっと革靴が痛んできたな・・・」そういうときはこの有色・乳化性の革靴クリームでしっかりと水分と色を補給してあげましょう。茶色なら「Med.Brown(ミディアムブラウン)」がおすすめです。ダークブラウンだとやや色ムラあるかも。

【無色・乳化性】エム・モゥブレィ・デリケートクリーム

3番目のおすすめです。

モゥブレイのデリケートクリーム。


[エム・モゥブレィ] デリケートクリーム 2026 NT ニュートラル 60ml

できるだけ革靴の乾燥を防止したいから「乳化性」の方がいい!でも、色ムラができるのが怖いから「無色」がいい!そういう時には無色デリケートクリームの出番です。

1,000円程度とかなり安い値段で買えるのも特徴です。また、無色乳化性なので革靴だけでなはく、革財布や革ジャンなどのメンテナンスにも幅広く使えます。

【有色・油性】KIWI・油性クリーム

4番目のおすすめです。

KIWIの油性クリーム。


KIWI 油性靴クリーム 黒用 45ml

有色油性クリームは昔ながらのクリームです。ワックスに近いものがあります。1個300円台と安いです。安いクリームが欲しい!そういう場合には買いましょう。URLは黒色ですが、検索すると茶色もあります。

基本的な靴磨き方法を学ぼう

シューケア、シューシャイン・・・基本的な靴磨きの方法を学んでおくと、全体像がつかめるので靴磨きがもっと楽しくなりますよ!

サラリーマン向けに「靴の磨き方」を教えます【簡単・初心者用】