今日は洗濯機のカビ掃除の方法です。
①洗濯機の掃除のススメ
そもそも、洗濯機を掃除してますか?洗濯機の掃除をしていないご家庭は結構ヤバイことを認識しておくべきです。
洗濯機は、見えない洗濯槽の内側にカビがごっそり繁殖します。これは防ぎようがありません。ですが、カビ汚れはアレルギーや付着汚れの温床になります。洗濯機を回していて、「アレ、なんだか黒い物体が付着しているなぁ」と感じたら、掃除のやり時です(というか、気づいた時点では相当繁殖してしまっているため、本当はもっと早めに着手すべきですが・・・)。
さて、今回は「そもそも家電の掃除なんか面倒くさい」「子育てしつつなので時間がない、手間をかけられない」「でもガチで綺麗にしたい」という人向けのグータラ掃除方法です。きちんと掃除する方法もググれば沢山出てきますのでそちらを参考にして下さい。
洗濯槽クリーナーを2度掛けする。
これが今回ご紹介する方法です。
②洗濯槽クリーナーの手順
洗濯槽クリーナーには2種類あるって知ってますか?「酸素系漂白剤」と「塩素系漂白剤」です。一言でいうと、「酸素系漂白剤→塩素系漂白剤の順番で洗濯槽クリーニングしろ」が今回の言いたいことです。
1)酸素系漂白剤
酸素系漂白剤の洗濯槽クリーナーは、こんな見た目の奴です。ドラッグストアやスーパーで良く見かけるタイプだと思いますが、これは「過炭酸ナトリウム」が主成分となっていることから、発泡性が強く、こびりついたカビをはがす能力に長けているのが特徴です。一方で、殺菌作用については塩素系漂白剤よりも弱いのです。
まずは、酸素系漂白剤を使います。
- お湯(それも面倒なら水でも構いません)を洗濯槽の最大値まで給水
- 酸素系の洗濯槽クリーナーを投入
- 洗濯機のスタートボタンを押し、5分くらい「洗い」をやった後で電源を切ります
- 2~3時間放置します
- 再度、洗濯機のスタートボタンを押し、全工程を終わらせます【完了】
できれば、ストッキング的なものを一緒に入れておくと、浮いたカビを回収しやすくなるのでオススメです。
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2)塩素系漂白剤
さて、次に実施するのが塩素系漂白剤です。
こういうタイプの奴です、酸素系=青色、塩素系=赤色のイメージが強いですが、なんか業界ルールでもあるんでしょうか・・・
こちらは、「次亜塩素酸ナトリウム」が主成分となっており、非常に強い殺菌能力を持っていることが特徴です。ごりごりカビを殺菌して溶かしてくれます。一方で、汚れをはがす能力では酸素系の方が強いです。手順としてはコチラ。
- 水(お湯でなくてもOK)を洗濯槽の最大値まで給水
- 塩素系の洗濯槽クリーナーを投入
- 洗濯機のスタートボタンを押し、5分くらい「洗い」をやった後で電源を切ります
- 3時間~一晩 放置します
- 再度、洗濯機のスタートボタンを押し、全工程を終わらせます【完了】
これで、相当なカビがはがされ、殺菌されたはずです。水に溶かしきれなかったカビは浮いて洗濯槽の表層に出てきますので、タオルやティッシュで取って下さい。気になるようであれば3回目のクリーニングを実施してもいいかもしれません(その場合は再度塩素系でやるべきでしょう)。
以上!だいぶ簡単な方法でした。できれば金土日にやりましょう。平日だと保育園等に間に合いませんから・・・
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③細かい所もキレイにしよう
クリーナーをブッ込むだけでは、実は汚れは取り切りません。カビの根元が残っていると、またすぐ繁殖するでしょう。なので、できるだけ根絶できるようにタネとなりそうなカビを綺麗にしましょう。「洗濯槽の上の部分」と、「ゴミ取りネット」の2つです。
洗濯槽のこういう上の部分も、カビの温床なので、タオル等でキレイにふき取りましょう。できれば粉末ハイター等を染み込ませたタオルで拭きましょう。
「ゴミ取りネット」ってヤツがこれです。意外と1回選択するだけで、ゴミとカビがごっそり溜まっています。ちゃんと出して、毎回掃除するようにしましょう。溜まりすぎていたら、これも粉末ハイター等につけて軽く洗ってあげましょう。
簡易法ではありますが、これだけやれば洗濯機のカビ掃除はほぼオッケーです!ですが、「こういう簡易法すらメンドクセー!」という場合は、プロに任せちゃいましょう。
家族と清潔なファッションを。
ではでは!
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