頭の悪い人が頭を良くする方法5つ

頭を良くすることは可能です。

頭の回転を速くしたい

仕事をしていると、遊んでいると、学校でいると・・・様々なシーンで人と話をする機会があります。

そんあな時「あれ、自分、頭が悪いかも」と思ったことはありますか?

あるなら、このページをぜひ読み進めて下さい。

必ずレベルアップできます。

頭が悪い人の特徴と原因

頭が悪い/頭の回転が遅いと思われる原因にはいくつもあります。

なので、多くの人が誤解していることがあります。

何か1つのことをして劇的に頭の回転がアップすることはない。

頭の良さって総合力なんです。

 

私は「樽の理論」だと思っています。

複数の能力を鍛えてどのステータスも一定レベルになると、ようやく頭の回転が「1段階レベルアップする」というものです。

ゲームで言うと「攻撃力」「防御力」「体力」のどれか1つだけが突出してもダメで、平均的に上がったとき初めて、「レベルが上がった」ことを実感するということです。

ズバリ、頭の回転をアップさせるために必要な能力は5つです。

①話を聞く「集中力」

②話を理解する「論理思考力」

③考えをひねり出す「視野の広さ」

④意見を表現する「喋る技術」

⑤才能不足をカバーする「段取り力」

いかがでしょうか。

「あ、これ自分は足りてない」と感じませんでしたか?

どれか一つでも当てはまるなら、一緒に能力を鍛えていきましょう。

①話を聞く「集中力」が足りない

「集中力」は遺伝や環境による個人差が非常に大きなウェイトを占める能力です。

要するに、半分「才能」です。

逆にいうと、半分は「努力」で埋められるということです。

集中力をあげる方法は3つあります。

ルーティンを身につける

リラックスする

サプリメントを食べる

ルーティンを身につける

脳は正直で、刺激を与えれば準備をしてくれます。

「そろそろ集中する準備をしないと駄目だぞ」と脳にアラートを出すのが「ルーティン(動作)」です。

スポーツ選手などが試合前に「毎回同じ行動をとる」あれがルーティンです。

毎回、同じ動作を繰り返すことで、この動作をした時は集中する時なんだということを脳に覚え込ませるのです。

パブロフの犬と同じです。

  • 肩を回す
  • 腰を捻る
  • 鉛筆回しをする
  • フロアを少し歩く
  • トイレに行く
  • 廊下で深呼吸する
  • タバコを吸いに行く
  • 外に出て日差しを浴びる
  • 冷たい水をコップ1杯飲む
  • 鏡の前で「自分はできる!」とつぶやく

取引や打ち合わせ前に、そういった同じ行動をとることが成功に繋がります。

リラックスする

リラックスしておくことが重要です。

いくらルーティンやっても、肉体自体が疲れきっていれば、脳みそは全く動きません。

当たり前のように頭が悪くなります。

シッカリとリラックスして最大パフォーマンスを出すことが重要です。

疲れたときは、10分程度、何も考えずデスクやトイレ、タバコ部屋等で休憩すると、グッと脳の回転が速くなります。

あと、十分な睡眠をとることが最も重要です。

1日最低6時間は睡眠をとっていないとマトモに頭が動きません。

なんか頭の回転悪くなったな・・・と思ったら睡眠不足かも。

1週間連続で毎日8時間睡眠をして、体調を整えて下さい。

 

ちなみに「疲れたら1日休めばいいだろう」は間違いです。

人間は1日程度休んだくらいでは体調を回復させることができません。

睡眠をとる余裕が1ヶ月以上ないなら、そんなブラック企業からは転職を考えてもいいかもしれません。

子育てで疲れているなら、期限付きで頑張るか、親等のサポートを手当しましょう。

はじめての転職!成功に向けて準備すること5つ

サプリメントを摂る

栄養素でカバーすることもできます。

集中力がアップするのは「ホスファチジルセリン」と「セントジョーンズワート」「ビタミンB群」です。

ホスファチジルセリンやセントジョーンズワートは高めのサプリメントですが、オススメはこちらです。


6/30まで!1000ptプレゼントキャンペーン実施中!ホスファチジルセリン(大豆不使用) 150mg 60粒[サプリメント/健康サプリ/サプリ/植物/ハーブ/now/ナウ/栄養補助/栄養補助食品/アメリカ/タブレット/サプリンクス]


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実は、安くて効果が高いのがビタミンB群です。体調もよくなります。

個人的にはやはりアリナミンが効くと感じています。


アリナミンEX-PLUS(270錠)【第3類医薬品】

日本製で安心ですしね。

②話を理解する「論理思考力」が足りない

「アイツは論理的だ」「もっとロジカルに話してよ」よく言われますね。

論理的に話す。

スゴくいい響きですが、すぐにそんな境地に到達することはできません。

まず「論理的に理解する能力」をアップさせましょう。

そうすると、論理的に考える力もついてきます。

一足飛びにカッコつけて、論理的に頭良さそうにみせようとすると、大失敗します。

基礎ができていないからです。

基礎=頭の中で理解する能力です。

論理的に理解する能力を高めるために、次の2冊を読んで下さい。

考える技術・書く技術


考える技術・書く技術新版 問題解決力を伸ばすピラミッド原則 [ バーバラ・ミント ]

ロジカルシンキングの代表的な書籍です。

これを知らないなら「論理的思考」について語る資格はないというくらいです。

騙されたと思って、一冊買ってみて下さい。

全部読まなくてもいいです。

第一部の「書く技術」と第二部の「考える技術」の2部だけ読めば最低限は事足ります。

頭のいい人がどのような思考方法をしているのか、理解できるでしょう。

実戦ロジカルシンキング


【100円クーポン配布中!】実戦ロジカルシンキング ビジネスで成果を上げる本当に使える思考法/日沖健

こちらはかなり読みやすい書籍です。

日本の論理的思考の第一人者と、一緒に考えながら「論理的に考えるには」を解きほぐしていきます。

本を読むのが嫌いだけど、論理的思考を身につけたい人は、こちらを買いましょう。

モノゴトは、どう分解し、どう結合させればいいのか?

この本を読めば、確実に「脳みそのOS」がアップデートされます。

論理的とは何か?

「論理的とは何か?」

この質問に回答できるようになれば、基礎レベルの論理的思考力は身についたと考えていいでしょう。

答えは上記の本に掲載されています。

言葉やイメージをどう分解して理解するか?そういう基礎的な能力が少しずつ身につきます。

あとは、実生活でロジックを使うことです。

論理的思考力も、使わなければ錆びたバットと同じです。

オススメは「詰まったら書いてみる」ことです。

悩みや関係性を、とりとめもなく書き出してみると、俯瞰的にモノゴトを見ることができます。

脳みその棚卸をするのです。かなり効果があります。

③考えをひねり出す「視野の広さ」が足りない

材料を与えられれば、ロジカルに物事を考えられる。

でも、よく言われるのが「視野が狭い」。

視野を広くする方法はどのようなものがあるのでしょうか?

オススメはこの3つです

・時間を変えてみる

・主語を変えてみる

・言い換えてみる

「時間」を変えてみる

時間を変えて議論するのが、一番アタマ良さそうに見える方法です。

ほとんどの人は「今」「短期」にしか物事を捉えられていません。

そこで、まず「中期」「長期」でモノゴトを考えなおしてみましょう。

「株をやっても1ヶ月では何も変わらない、でも3年後には?」

「今は問題ないように見える、でも10年前はどうだったか?」

そういう考え方をすると「あれ、スパンを1年にした方が相手を説得しやすそうだぞ」等といったアイデアが次々に浮かんでくるようになります。

 

実はデッドライン(期限)を決めるというのはマネジメントの基本能力です。

これができてない人は、アタマが悪い以前に「仕事ができない」ということです。

いつまでにやるんだっけ?

この言葉を常に問うて下さい。

「フェーズを2つに分けること」も手です。

今のフェーズなら夏まで、次のフェーズは年末まで、そういった区切りにすると相手に「納得感」がでます。

「主語」を変えてみる

主語を変えてみるというのも手です。

議論は「自分」か「相手」が主語のことがほとんどです。

そういう時に「顧客」「株主」「社会」など、第三者からみたときどうか?という視点をいれてみると、ぐっと議論の幅が広がります。

「俺だ、君だ、ではなくて、消費者が一番喜ぶプランはどれか考えないか?」

「営業部の今期の業績にはプランαが良いが、3年後も見据えると、社長への提言としてはプランΔがいいだろう」

他の人の事も考えられる、そういう思考ができれば「アイツは頭がいい」と言われ始めるでしょう。

オススメのテクニックを教えます。

本当の私のお客様は誰か?

これを問い続けると、回答が出てくると思います。

眼の前の人かもしれないし、社長かもしれない、見えないお客様かもしれない、会社そのものかもしれない。

ケースバイケースだからこそ、常にこの問いを自分自身に問うて下さい。

言い換えてみる

頭の良い人は、言い換えをよく使います。

「私は本当にダメだ」→「やるべき課題が沢山ある」

「アイツは馬鹿だ」→「彼はかなり伸びしろがある」

「反発を食らうだろう」→「皆を鼓舞する必要がある」

「こういう風にすればいい」→「こちらも議論の余地があるのではないか」

要するに、よりポジティブな言い方は何か?を考えることです。

そして、言い換え表現や類語表現を探して語るのです。

 

相手を傷つけるかどうかは考えなくていいです。

たまに言葉を探しすぎて何も喋れなくなる人がいます。

それは最悪です。

もっと丁寧な言い方ってあるかな?

これを常に問うていれば問題ありません。

最低限、失礼になっていなくて、その場でスムーズな言い回しは無いか探せればよいのです。

シソーラスを覚えよう

語彙力をアップするには、本をたくさん読めばいいのですが、そうもいきません。

おすすめは、言葉が思い浮かんだら「シソーラス検索」することです。

https://thesaurus.weblio.jp/

Weblioのシソーラス辞典が使えます。

シソーラスとは同義語・類語のことです。

思い浮かんだ単語を入力すると、類語や言い換え表現が沢山でてきます。

これを見て、毎回学ぶのです。

自分が良く使う言葉の類語が分かるため、語彙力が飛躍的に伸びます。

④意見を表現する「喋る技術」が足りない

考えを思い浮かぶ、だけど、言葉にできない。

だからチンタラしていて頭悪いと思われる。そういう人もけっこういます。

じゃあ、どうやって上手く喋れるようにすればいいのか?

・スピーチの練習をする

・友人と愚痴りあう

・書いてみる

・発声練習をする

スピーチの練習をする

喋ること、これが一番の早道です。

それをどうすればいいか?

積極的にプレゼンのスピーカーに挙手することが一番です。

そして、プレゼンの準備をしっかりしましょう。

予行演習をすること、これが重要です。

この練習は「公的なスピーチの練習」です。

注意としては、このスピーチの練習だけでは仕事の細かな話し合いの練習をすべてカバーできません。

友人と愚痴りあう

当然、私的なディスカッションの練習をすることも大事です。

一番の練習は「実務をこなすこと」です。

実際に仕事をしながら、取引先や同僚を議論することが一番練習になります。

ただし、もうちょっとストレッチをかけたいのであれば、友人と話しましょう。

一番やりやすいのが、愚痴を喋りあうことでしょう。

あれはだめだ、じゃあどうすればいいか、を延々と議論します。

ただ、飲み会にしてしまうといけません。

アルコールを入れるとアタマが動かなくなるため、ご法度です。

書いてみる

喋る前に、喋ることを書き出してみる。

これがメチャクチャ効果があります。

喋ることを丸々書いてみても良いですし、要点だけ文字にして書き出してもOKです。

読める字ならOKです。

そして、出てきた文章をつなぎなおしてみて下さい。

「あ、こういう順番に変えればもっと伝わりやすいかも」

「こういう言い方もできるんじゃない?」

自分一人でブレストができるわけです。

是非、書き出しましょう。

発声練習をする

「喋る練習」と聞いて、一番最初に思い浮かぶのが発声練習ではないでしょうか。

確かに正しいです。ただ、練習や書いてみることの方が先です。

一部の声が小さい人、たまにモニョモニョした喋りになってしまう人は、下記を参考にしてみて下さい。


CD付人生が変わる声の出し方 [ 篠原さなえ ]

この本が一番「変わり」ます。

日本人が軽視している「発音」と「発声」の両方をカバーしているため、一読しておくと、ディスカッションやスピーチをするときにかなり発音・発声のレベルが変わるでしょう。

あとは度胸です。

「速く喋る」のは良くない

ロジックをスラスラ喋って、メチャ頭良さそうに見える人がいます。

そんな人をまねて、早く喋るのは逆効果です。

内容が伴ってなければ、「自信がなくて早口になってる」「ちょっと何を言ってるか分からない」という印象だけを与えてしまい、逆に「コイツ・・・頭悪いな」と思われてしまいます。全くの逆効果です。

⑤才能不足をカバーする「段取り力」が足りない

喋り方がパッとしてなくても「頭いいね」と思わせる方法はあります。

段取り(準備)です。

仕事は段取りが8割です。

段取りには3つあると考えて下さい。

・予定の確保

・情報のインプット

・情報のアウトプット

予定の確保

予定の確保こそがダンドリです。

ゴール地点を定めて、そこから逆算する形で予定を決めましょう。

例えば、プレゼンの日がゴールだとすれば、

  • 参加者の予定の確保
  • 内容をチェックしてくれる上司の日程の確保
  • 資料を作るための自分の時間の確保

最低限、この3つは必要ですよね。

まずは、何がゴールか決めて、そのあと、電話でもメールでもOutlookでもSlackでもいいので、何かしら予定を確保しましょう。

情報のインプット

情報のインプットの段取りは重要です。

例えば、英語を1日で覚えることができますか?できませんよね。

耳慣れし、口慣れするのであれば最低3カ月は必要でしょう。

プレゼンであれば、インプットの前に「何を喋るか」を考える時間が必要ですよね。

それも1日ではなく、数日必要だと思います。

そして上司のチェックが入るとなると、一週間は見込んでおいた方がいいでしょう。

インプットをどのようにするか、どう形成するかが大事です。

情報のアウトプット

情報のアウトプットが大事です。

プレゼン資料を作ってみたけど、実際に声に出して読んだことがない。

英語はリスニングだけはしていたが、スピーキングしたことがない。

これでは片手落ちも良いところです。

真のインプットはアウトプットによって初めて成立します。

書いてみる、声に出して読んでみることで、改めて脳みそにインプットされるのです。

 

アウトプットの方法が分からないなら、この本が参考になります。


1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術

プレゼンのハウツー本ですが、具体的に考える事項が書いてあって分かりやすいです。

声のトーンや間の置き方、根回し、アフターフォロー等、アウトプットを磨くためのエッセンスが詰まっています。

存在感を出すには

最後に、この記事もおすすめです。

存在感のある同僚に打ち勝つのは大変ですが、言い回しで対抗することができます。

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