大企業を辞めたい?後悔するケース・成功するケースを大企業社員が教えます

大企業を辞めたい!そう思ってる人は山ほどいます。

大企業を辞めたい人は結構多い!

大企業に勤めると待遇が良いから辞めたいと思う人はレア、そう思うかもしれませんが、意外と辞めたいと思う社員が多い・・・というのが実情です。

  • 社風が合わない
  • 無駄な調整業務が多い
  • 使えない社員の尻拭いばかり
  • 昇進できない
  • 評価されない
  • 裁量権がない

特に30歳を超えると、このような「辛いこと」が多くなります。なので、辞めたいと思う人も必然的に増えてきます。

大企業の離職率は年間1~2%であり、全体の相場としては「本当に辞める人」は少ないものの、誰しもが一度は退職を考えたことがあります。

自分のキャリアを棚卸して、将来の進路を考え直す意味で、退職を検討することはあなたの人生に必ずプラスになります。

大企業の退職は慎重に

ただし、実際に退職するかどうかは慎重に考えましょう。

実は、大企業を辞めて後悔するケースがかなり多いからです。

  • 高い年収
  • 良いワークライフバランス
  • 雇用の安定性

こういったことを考えると、大企業勤めは普通に「勝ち組」です。簡単にこの権利を手放すというのは得策ではありません。

今回、大企業の中の人である私が、実際に退職していった同僚のケースを分析して、「後悔するケース」と「成功するケース」に分類してみました。

大企業が本当に辛い!と思ったとき、このケースを見てみて、自分が後悔と成功のどちらの人に近いか、参考にして下さい。

後悔するケース

ケース1:仕事ができなくて辞めたコネ入社社員

コネ入社した20代女性社員がいました。

正確には某大学からの「推薦枠」という形で入社していますが、面接もほとんど受けておらず、役員と大学教授のつながりだけで入社していました。

その女性は20代でしたが、仕事に合っていませんでした。トリリンガルで英語・中国語・日本語が堪能でしたが、配属された先は本社の企画部門でした。

その人は、上司に仕事を依頼されたら、同僚に「これ、どうすればいい?」と話をする癖がありました。そして、同僚がその仕事の進め方を分かっていた場合「一緒にやって」と言って、そのまま同僚に丸投げという仕事の仕方をしていました。仕事の結果は自分のものです。

当然ですが、だんだん同僚達はその女性に協力しなくなりました。

同僚は一人では何もできず、周りが手伝ってくれないため、辛くなって会社を辞めてしまいました。しかし、上手に転職することもできず、鬱で自宅に引きこもっています。

「仕事ができない人間」は大企業を辞めるべきではありません。

大企業のみならず、ベンチャーや中小企業では全く通用しないからです。

その女性は大学時代から(特に男性への)「甘え癖」が付いていました。なので、もしかしたら、営業部門等に配属していれば上手くいったかもしれません。しかし、自分で異動希望を出したりできない、他人任せだと何も上手くいくことがありません。

大企業のスネにかじりつけとは言いませんが、最低でも、自分がどうしたいのかは考えるようにしましょう。

ケース2:昇進試験に受からなかったから辞めた若手

30歳の若手男性の話をします。

偏差値70以上の超有名大学を卒業し、鳴り物入りで入社しました。推薦ではなく、通常入社ですが、人事部の評価がトップクラス。いわゆる「選抜組」でした。

最近の人事部の方針が「イノベーション」ということで、若い選抜組に管理職並みの裁量権を与えて、数年間は新規事業部門でやりたい放題やらせるというやりかたをしていました。

その若手は、20代の内、やりたい放題やったものの、大した結果はでませんでした。しかし、体育会系でもなく「上司や人事部になんか媚びを売らない」「いざとなれば退社してもやっていける」という強気スタンスで生きていました。

人事部はそういう彼をみて、30歳になったときに選抜組から外し、彼は昇進試験に落ちました。そして、それを快く思わなかった彼は、すぐさま大企業を退職しました。

彼は趣味で副業をやっていたため、「副業を本業にする。俺はビッグになる。」と言って辞めましたが、それも上手くいかず、鳴かず飛ばずで困っていると聞いています。たまに副業を大企業に売り込みにきて、頭を下げて回っているそうです。年収700万円から、年収200万円へのダウン、と言っていました。

上司や人事部に媚びを売れない人は、大企業でも出世しませんが、辞めるのもリスキーです。

大企業を一歩出ると、頭を下げることの連続です。それができない偉そうなだけの人間は、大企業を出るべきではないでしょう。

大企業のスネにかじりつけとは言いませんが、別の大企業に転職するか、副業がある程度稼げるようになってから辞めるべきです。

ケース3:いきなり起業しちゃったエリート

40代男性の話をします。

その人は入社してからずっと昇進試験にストレート合格しまくって、最速で部長クラスになっていました。40代中盤で大企業の本社部長というのはすさまじいものです。年収も2,000万円近くありました。

しかし、グローバル全社将来計画を検討するプロジェクトに参画してから、行動が怪しくなってきました。

「数十年後を見通すと、ウチの会社はもうだめだ、ヤバい、ヤバい」そういう愚痴を沢山言う癖がついてきました。コンサルを沢山雇って分析してみたら、自分たちの業界が斜陽であることが分かった、自社の強みが他社に比べて弱いということが分かった。それは分かります。

しかし、本来はそこでどう立て直していくかが部長の役割だと思います。彼はそれをせず逃げました。

プロジェクトの中で、業界の将来性や若手教育等についてメチャクチャ詳しくなっていた部長は、そのノウハウを元に、コンサル会社を起業して辞めました。しかし、数年後、資金繰りが悪くなっているという話を聞いています。

会社から評価されているのであれば、すぐに退職するのはオススメしません。

自分を昇進させてくれたのは、元上司と今の部下だということを忘れてはいけません。自分が一人でなんでもできたから昇進したから、独りで起業してもすぐ成功するだろうと思うのはうぬぼれです。

大企業のスネにかじりつけとは言いませんが、しっかりと将来プランを練り込み、役員と戦った上で辞めるべきです。また、最近得た能力だけで起業することはリスクだと認識すべきです。

ケース4:窓際族に耐えかねて転職したオバサン

40代女性の話をします。

若いときはちやほやされて、仕事もある程度できるその女性は、念願の本社CSR部で事務をやっていました。英語が堪能でしたが、管理職ではなく41歳まで平社員として勤めていました。気の強い独身女性でした。

少し意識が高く、自分のことを「仕事が超できる」と勘違いしていた彼女は、「私が何故平社員なのか。もっと華やかなところで仕事をすべき」と言っていました。

その人は色々思いつめた結果、会社を辞めてヨーロッパに行くことにしました。英語ができたため、向こうでもやっていける、華やかな仕事ができると思ったようです。

しかし、結果は散々だったそうです。英語が堪能といっても、向こうでは「当たり前」ですし、仕事がメチャできるわけでもなく、特殊スキルがあるわけでもない彼女は良い勤め先を見つけられなかったそうです。行方は聞いていません。

独身オバサンの「イキり」は止めましょう。

同じ独身女性だと、会社に残った人は後々管理職になったりして成功しています。一番幸せそうにしているのは、同僚の男性と結婚して共働きになっているケースです。

大企業のスネにかじりつけとは言いませんが、転職エージェント等と相談しながら進路を決めるべきです。

成功するケース

ケース5:ベンチャーに行った若手エリート

20代の男性社員の話をします。

その人は旧帝大卒で、就職活動の時から総合商社や大手外資企業から沢山の内定を得ていました。しかし、最初からベンチャーを起業した大学同期の手伝いをしたいと考えていたそうです。

大企業に入っても選抜組としてエリート畑を進んでいました。しかし、入社3年目で辞めてしまいました。理由は、自分がやったことがしっかり社会に反映されるベンチャーにいって貢献したいということでした。

年収は600万円から200万円に下がったと言いますが、役職は最下位平社員から部長クラスになって、裁量権をもった仕事を進めているそうです。楽しそうだなと感じました。

高い給料を捨てても本当にやりたいことがあるなら転職しましょう。

この若手の場合、第二新卒として総合商社や外資に行って、年収2,000万円以上も夢ではありませんでした。しかしそうしなかったところに成功の秘訣があるのだと思います。

自分の人生における優先順位は「金」「夢」「ワークライフバランス」何なのか、考えましょう。

ケース6:残業体質が合わなかった中堅社員

私の同期、当時30代男性社員の話をします。

その人は地方国立大学を卒業し、大企業に入社していました。トップエリートではなかったものの、それなりに評価されていて、早期昇進を果たしていました。しかし、途中で辞めてしまったのです。

理由は、その部署の残業体質でした。

最初は事務職だったのですが、とあるタイミングで別部署に異動したら、そこの上司が昔ながらのオッサンで「サービス残業を喜んでやるのが理想のサラリーマンである!」と豪語している「クラッシャー上司」でした。

とにかく毎日夜12時まで残業し、土日も在宅ワークで資料作成があったと言います。大企業であり、当然、社内ルールとしては全額残業代貰えるはずでした、しかし、この上司の一喝で隠ぺいされていました。要するにサービス残業です。同期はガマンしながら数ヵ月、奥さんや子供にも迷惑をかけていました。

同期は、その上司とサービス残業の実態をコンプライアンス窓口に突きつけて左遷に追い込みました。しかしその一方で「もうこの会社とはやっていけない」と称して転職しました。

もともと仕事ができる人だったため、すぐに転職先が見つかりました。ただ年収は800万円⇒700万円に下がったそうです。しかし、残業がほぼなく、子育ても上手くいっているそうです。

「仕事がデキる人」は転職を考えましょう。

ただ、自分が仕事できると誤認している人間も数多いため、転職エージェントにしっかり評価してもらいましょう。

ケース7:リストラ施策の波に乗ったマネージャー

40代男性社員の話をします。

その人は子会社に出向していました。ずっと出世コースではなかったものの、子会社であれば管理職にさせてやるということで管理職になっていました。

ある日、本社が40代以上をターゲットにリストラをすると発表しました。このままずっといても給料は伸びず、グループ本社に戻れる可能性もほぼない、と踏んだ彼は、近い業界の大手企業に絞って転職活動をしました。

それまで課長職でしたが、なんと部長職で転職することに成功しました。年収も900万円から1,050万円になったそうです。

自分のスキルを使えそうなら転職をしましょう。

その人は、リストラ施策で退職金を1千万円以上もらった上で転職しました。大成功ケースです。

ケース8:転職斡旋を上手く活用したオジサン

50代男性社員の話をします。

その人は仕事ができる人とは言えませんでしたが、まじめに淡々と仕事をこなす人でした。60歳で定年になるところ、その人はもう少し早く55歳で転職しました。

大手企業は定年前社員に対して「転職斡旋プラン」を提示してくれる会社がほとんどです。自分独力で転職活動すると、平社員の55歳なんて給料が500万円レベルで下がりますが、斡旋プランを使うと、ある程度「いいところ」に就職できます。これを有効活用しない手はありません。

オジサンは人事部から提示されたプランをまじめにしっかり読み込み、会社から要らないと言われている事実も飲み込み、早期転職シナリオに乗り込みました。

結論、大企業の関連会社に課長職で乗り込むことに成功しました。いわゆる天下りです。

流れに身を任せることも時には重要です。

逆らわず、でも提示されたプランをしっかりと読み込んで、一番自分に有利に働くシナリオを選ぶ。選択と集中をしっかりすることが成功の秘訣です。

その人は、年収1,000万円から700万円になりました。下がりましたが、自分で転職活動していたら年収400万円程度のところになっていたと思われます。大成功です。

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